痛みが長く続くと、気力も低下し気分も落ち込みます。この事がますます慢性痛を治り難くする原因ともなり、悪循環となってしまいます。
ヨーガなどの有酸素運動は身体と心の緊張を緩和しますので、慢性痛を改善する為にはセルフケアが欠かせません。
有酸素運動、筋力トレーニングのどちらを行っても、緊張、疲れ、怒り、気力などのマイナスの精神状態に対して、プラスの効果をもたらす。
Lane & Lovejoy 2001; Fox 1999
ところが、痛みが強いときは身体を動かすとかえって悪化することもあり、セルフケアに対して不安が生じ、身体を動かす事への恐怖さえも憶えることがあります。
そこで、トリガーポイント研究所では、痛みや不定愁訴で困っておられる方々が、自宅で無理なくケアするためのエクササイズ=メディカル・ヨガをお伝えしています。
このエクササイズは、筋筋膜性疼痛症候群に対する施術経験から、痛みや不定愁訴の改善に有効な手技を、セルフで行えるようにしたものです。
施術を受けた時のような目に見える効果はありませんが、継続する事で効果を発揮し、悩んでいた症状が緩和して行きます。
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