治療家とヨーガやピラティスなどのインストラクターをされている方々を対象とした、「痛みと不定愁訴のケア講座」を開催致します。
健康を維持し痛みや不定愁訴を改善するには、他力による施術に加えて日常のセルフケアが効果的です。
特に、長年に亘って困っておられる方々は、日常のケアがとても役立ちます。
治療家の方はセルフケアを処方することで患者さんの健康に貢献できます。
治療家の方々にセルフケアを学んで頂くことで、それを患者さんに処方して頂くことが出来る様になり、痛みや不定愁訴で困っておられる方に笑顔が戻ります。
セルフケアを行う事で患者さんの身体は、治りやすい状態に変化すると共に、再発し難くなります。
長い目で見ますと、患者さんは一生の健康の維持にとても役立つ視点とスキルを得る事になります。
健全な心身の維持には、「他力による施術」と「自力によるケア」が両輪です。
また、講座の中でご指導します『ペアヨガ(二人で行う相互整体)』は、臨床で役立つシンプルで効果的な整体法です。
インストラクターの方は生徒さんの痛みや不定愁訴の改善に繋がるエクササイズを構築出来る様になります。
ヨーガやピラティスなどのインストラクターをされている方のお話しを聴きますと、生徒さんからの痛みや不定愁訴の悩みに対処できなくて困っておられるようです。
痛みや不定愁訴の改善には「トリガーポイント」が惹き起こす筋筋膜性疼痛症候群の視点で構成されたエクササイズが役立ちます。
トリガーポイント研究所で開発したエクササイズは「メディカルヨガ」といいます。
メディカル・ヨガを導入して頂く事で、生徒さんの痛みや不定愁訴に対し、自信を持って指導出来る様になります。
「メディカルヨガ」って何?
ポイント1:筋肉を伸ばしても楽にならない
従来のエクササイズの多くは、「硬くなっている筋肉、縮んでいる筋肉を伸ばせば楽になる」という事を前提に組み立てられていますが、実はストレッチに反応しない筋や、ストレッチをすることでかえってトラブルを起こす筋もあり、個々の筋の特性や筋の状態に従ったエクササイズが必要です。
ポイント2:痛みを改善するには関連痛の知識が必要
痛みを感じている所に原因があると一般的に思われていますが、実は「関連痛」という不思議な現象があり、痛んでいる所に原因が無いことも多く見られます。従って、この「関連痛」の事を熟知した上で、エクササイズを行わなければ、痛みの緩和には繋がらない事になります。
(参考)関連痛ってなに⇒https://trigger110.net/trigger-point/referred-pain
ポイント3:筋肉の反射機能を使ってトラブルを解消できる
硬くなった筋や縮んでしまった筋を弛める為に、ストレッチや指圧をする事が多いのですが、それよりももっと効果的で、やり過ぎの副作用も少ないのが、筋の反射を使った方法です。
PIR(ポスト・アイソメトリック・リラクセーション)や等張性収縮、相反抑制といった筋の反射を使ったエクササイズに組み入れる事で、ストレッチや指圧よりも効果的に筋のトラブルを解消する事ができます。
(参考)治療法→③-1「PIR」⇒https://trigger110.net/treatment/treatment-method
ポイント4:体質改善で治りやすく再発しにくい体へ
痛みや不定愁訴の改善を妨げている、「リンパ液の停滞」「内臓機能の低下」などへも目を向け、総合的に体を整えて行きますので、治りやすく再発しにくい体質へと導きます。
ポイント5:不定愁訴を改善する
トリガーポイントは痛みやシビレ感を生じさせるだけで無く、様々な不定愁訴も生じさせます。
筋筋膜性疼痛症候群の視点でエクササイズを行うことが不定愁訴の改善に役立ちます。
痛みと不定愁訴ケア講座の内容
座学
- 筋筋膜性疼痛症候群(MPS)について
- 不定愁訴とトリガーポイント
- 筋と神経の作用について
- 筋膜連鎖理論
- 分節のリンク理論
- ペアヨガ(相互整体)
実技
テーマ別エクササイズ:
- バランスを整えるエクササイズ⇒身体の偏りや過緊張をリセットします
- 脊柱と足首の動きを改善するエクサイサイズ⇒筋肉・内臓・皮膚の働きを活性化します
- 筋膜ライン調整⇒姿勢筋を整え、からだの使い方のクセから生じたアンバランスを調整します
セルフ・エクササイズの効果をより高めるペアヨガ(相互整体法)
- バランス調整法⇒筋の反射機能を使って短時間に筋膜のバランスを整えます。
- 隔膜調整法⇒体内の「圧」を調整し、リンパの流れの改善を図ります。
- 内蔵機能回復テクニック⇒筋膜と内臓諸器官は繋がっています。内臓機能を回復することで痛みや不定愁訴が改善します。
講師
佐藤恒士(さとう・つねし)
・トリガーポイント研究所所長
・Ramtha Group代表
詳細
名称 | 痛みと不定愁訴のケア講座(二日間) |
開催日時 |
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開催場所 |
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受講料金 | 6,000円(二日間分) |
定員 | 15名(満席となりました) |
主催 | トリガーポイント研究所 |
備考 | ご用意頂くもの:ヨガマット・硬式テニスボール×2個・麺棒(30cmほどのもの・100円ショップで販売されています) |
申込先 | 参加申し込み tel:092-201-1027 |
申込締め切り | 満席となりました。 |
コンテンツ作成・責任者:佐藤恒士(さとうつねし)
整体治療歴約25年。自力整体法、長谷川淳史先生のTMSメソッド、石川県小松市の整形外科医、加茂淳先生からトリガーポイント療法等を学び、現在は、トリガーポイント理論を多くの方に広める為にトリガーポイント研究所を設立し筋筋膜性疼痛症候群(MPS)の啓蒙活動と後進の育成に力を注いでいます。詳細はこちらを参照ください。