メディカル・ヨガとは
メディカル・ヨガ指導者養成講座のお知らせ
メディカル・ヨガは痛みや不定愁訴を改善し、心身を豊かな状態に保つ為に有効なエクササイズです。慢性疼痛で困っている方が2000万人以上いると言われ、また高齢化が進むわが国において求められているのは、人生の質を保ち健康寿命を長く維持する事だと考えます。その為、トリガーポイント研究所では、メディカル・ヨガを指導して頂く指導者の養成を進めています。関東地区では、2017年2月に「メディカル・ヨガ入門講座」を2月3月に「メディカル・ヨガ指導者養成講座」を開催致します。
メディカル・ヨガの特徴
「筋肉を伸ばしても楽にならない」
従来のエクササイズの多くは、「縮んでいる筋肉を伸ばせば楽になる」という事を前提に組み立てられていますが、実はストレッチに反応しない筋や、かえって筋膜が癒着しているようなケースでは、トラブルを起こす場合もあり、個々の筋の特性や状態に合ったエクササイズが必要です。特に腹部の筋のトラブルは腰背部痛を起こしやすく、前屈のポーズが多くなるとセルフケアによって、かえってトラブルが増してしまう事にも繋がります。
「関連痛の知識が必要」
痛みを感じている所に原因があると一般的に思われていますが、実は「関連痛」という現象があり、痛んでいる所に原因が無いことも多く見られます。特に腰痛の場合は、60~70%とは関連痛だと言われ、痛む所への治療やセルフケアでは改善しない事が多くあります。
従って、この「関連痛」の事を熟知した上で、エクササイズを行わなければ、痛みの緩和には繋がりません。
(参考)関連痛ってなに⇒https://trigger110.net/trigger-point/referred-pain
「PIRや等張性収縮で効果的にトラブルを解消できる」
硬くなった筋や縮んでしまった筋を弛めるのに、ストレッチや指圧をする事が多いのですが、それよりももっと効果的で、やり過ぎの副作用も少ないのが、PIR(ポスト・アイソメトリック・リラクセーション)と、等張性収縮を使う方法です。PIRや等張性収縮をエクササイズに組み入れる事で、ストレッチよりも安全に、しかも効果的に筋のトラブルを解消する事ができます。
(参考)治療法→③-1「PIR」⇒https://trigger110.net/treatment/treatment-method
「体質改善をすることで治りやすく再発しにくい体へ」
痛みや不定愁訴の改善を妨げている、「関節機能障害」「リンパ液の停滞」「内臓機能の低下」などの改善を図るエクササイズも取り入れ、総合的に体を整えて行きますので、治りやすく再発しにくい体質へと導きます。
「不定愁訴を改善する」
トリガーポイントは痛みやシビレ感を生じさせるだけで無く、様々な不定愁訴も生じさせます。
筋筋膜性疼痛症候群の視点でエクササイズを行うことで、「めまい」「頻尿」「ドライアイ」などの不定愁訴の改善に役立ちます。
体験講座の内容
座学
- 筋筋膜性疼痛症候群(MPS)について
- 不定愁訴とトリガーポイント
- 痛みについて(痛みのメカニズム・慢性痛と急性痛)
- 筋膜と筋膜ラインについて
- 痛みの改善のポイント
実技(メディカル・ヨガの実際)
- 姿勢とバランスを整える。
- 脊柱の動きを高める。
- 深部で姿勢を支える筋膜ラインを整える。
講師
トリガーポイント研究所 佐藤恒士
詳細
名称 | メディカル・ヨガ「体験教室」 |
開催日時 |
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開催場所 |
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受講料金 | 2000円 |
定員 | 20名 |
共催 | release studio からだすこやか・トリガーポイント研究所 |
備考 | 麺棒(百円ショップで販売される30cm程の物)・硬式テニスボール2個をご用意下さい。 |
申込先 | 申し込み tel:092-201-1027 |
申込締め切り | 11月4日 |
コンテンツ作成・責任者:佐藤恒士(さとうつねし)
整体治療歴約25年。自力整体法、長谷川淳史先生のTMSメソッド、石川県小松市の整形外科医、加茂淳先生からトリガーポイント療法等を学び、現在は、トリガーポイント理論を多くの方に広める為にトリガーポイント研究所を設立し筋筋膜性疼痛症候群(MPS)の啓蒙活動と後進の育成に力を注いでいます。詳細はこちらを参照ください。