トリガーポイントとは?腰痛・肩こり・関節痛などの痛みの原因です。

トリガーポイント研究所

メディカル・ヨガ 指導者養成講座 川崎市 1月31日~

メディカル・ヨガ 指導者養成講座の目的

メディカル・ヨガを構築した目的は、ヨーガやストレッチ教室など、従来のボディワークでは、痛みへの対応が出来ていないところが見受けられ、その点を補うエクササイズが必要と感じたからです。
下図のように侵害性の刺激が筋膜からであろうが、内臓からであろうが、体性反応として「筋のスパズム」「筋性の抑制」を起こし、自律神経性の反応として「痛覚過敏帯の出現」「血管の収縮」が生じ、中枢性の反応として「呼吸器系、消化器系、循環器系」へ影響が出て来きます。
従って痛みは早期に解決しなければならないのですが、現代の多くの医療機関では、「構造破綻説」に基づく診断と治療が行われていて、筋膜、骨膜、靱帯と言った運動機能が障害されている為に痛みが生じているという視点に欠けていることと、痛みが上図のような連鎖をして行く視点にも欠けており、痛みが治らないだけでなく、全身性の痛みや不定愁訴が広がり、とても辛い思いをされている方が数多くおられます。
それを解決するには筋筋膜性疼痛症候群の視点に立って構築したエクササイズが必要です。
筋筋膜性疼痛症候群の視点に立って構築したエクササイズを「メディカル・ヨガ」と呼んでいます。
痛みで困っておられる多くの方を改善に導く指導者を養成する講座ですので、ヨーガや体操教室のインストラクターをされている方にご参加頂きたいと思います。
また、治療家の方には患者さんへのアドバイスの一環として取り入れて頂ければと思います。

メディカル・ヨガの特徴

「筋肉を伸ばしても楽にならない」

従来のエクササイズの多くは、「縮んでいる筋肉を伸ばせば楽になる」という事を前提に組み立てられていますが、実はストレッチに反応しない筋や、かえってトラブルを起こす筋もあり、個々の筋の特性に従ったエクササイズが必要です。

「関連痛の知識が必要」

痛みを感じている所に原因があると一般的に思われていますが、実は「関連痛」という不思議な現象があり、痛んでいる所に原因が無いことも多く見られます。従って、この「関連痛」の事を熟知した上で、エクササイズを行わなければ、痛みの緩和には繋がらない事になります。

(参考)関連痛ってなに⇒https://trigger110.net/trigger-point/referred-pain

「PIRで効果的にトラブルを解消できる」

硬くなった筋や縮んでしまった筋を弛めるのに、ストレッチや指圧をする事が多いのですが、それよりももっと効果的で、やり過ぎの副作用も少ないのが、PIR(ポスト・アイソメトリック・リラクセーション)という方法です。PIRをエクササイズに組み入れる事で、ストレッチよりもさらに効果的に筋のトラブルを解消する事ができます。

(参考)治療法→③-1「PIR」⇒https://trigger110.net/treatment/treatment-method

「体質改善をすることで治りやすく再発しにくい体へ」

痛みや不定愁訴の改善を妨げている、「リンパ液の停滞」「内臓機能の低下」などへも目を向け、総合的に体を整えて行きますので、治りやすく再発しにくい体質へと導きます。

「不定愁訴を改善する」

トリガーポイントは痛みやシビレ感を生じさせるだけで無く、様々な不定愁訴も生じさせます。

筋筋膜性疼痛症候群の視点でエクササイズを行うことが不定愁訴の改善に役立ちます。

指導者養成講座の内容

座学

  • 筋筋膜性疼痛症候群(MPS)について
  • 不定愁訴とトリガーポイント
  • 認知行動療法について
  • PIR(ポスト・アイソメトリック・リラクセーション)の効果と使い方について
  • 筋と神経の作用について
  • 痛みについて(痛みのメカニズム・慢性痛と急性痛)
  • 指導法とエクササイズの組み立て方について
  • 筋膜ラインについて
  • 症状別メディカル・ヨガ

実技Ⅰ

メディカル・ヨガの実際

テーマ別エクササイズ:

  •  筋膜ラインを整える
  •  症状別(腰痛、肩こり、膝痛、不定愁訴etc)、
  •  目的別(バランス調整、内臓機能回復、リンパ液循環改善)

実技Ⅱ

セルフ・エクササイズでは効果が出にくい部位、症状の相互整体法

バランス調整法、リンパドレナージュ、隔膜調整、内蔵機能回復テクニックetc

講師

トリガーポイント研究所 副所長 一木禧廣(鍼灸師・Ramtha飯塚院長)

詳細

名称 トリガーポイント・セラピー 講師養成講座(全4回)
開催日時
  1. 2015年01月31日(土)18時~21時
  2. 2015年02月01日(日)10時~15時
  3. 2015年02月28日(土)18時~21時
  4. 2015年03月01日(日)10時~15時

 ※会場確保の都合で変更する場合がありますので、最新の情報をご確認頂きますようお願い致します。

開催場所
  • 会場:サンピアン川崎(川崎市立労働会館)
  • 住所:川崎市川崎区富士見2-5-2
  • アクセス:JR川崎駅、京急川崎駅から徒歩15分


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受講料金
  • 新規受講の方:38,000(分割:19,,000円×2回)
  • Basic講座修了生の方:28,000円(分割15,000円×2回)
  • Advance講座修了生の方:18,000円(分割:9,000円×2回)
定員 12名
主催 トリガーポイント研究所
備考 ヨガマット、硬式テニスボール2個、麺棒(30cmほどのもの。100円ショップで販売されています)

日曜日は昼食時間(30分間)をとります、各自でご用意下さい。

申込先 参加申し込み    tel:092-201-1027
申込締め切り 2015年1月25日

 

コンテンツ作成・責任者:佐藤恒士(さとうつねし)


整体治療歴約25年。自力整体法、長谷川淳史先生のTMSメソッド、石川県小松市の整形外科医、加茂淳先生からトリガーポイント療法等を学び、現在は、トリガーポイント理論を多くの方に広める為にトリガーポイント研究所を設立し筋筋膜性疼痛症候群(MPS)の啓蒙活動と後進の育成に力を注いでいます。詳細はこちらを参照ください。

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