トリガーポイントとは?腰痛・肩こり・関節痛などの痛みの原因です。

トリガーポイント研究所

メディカル・ヨガ「指導者養成講座」飯塚市 2月18日(土)~

メディカル・ヨガ 指導者養成講座の目的

トリガーポイント研究所では、筋筋膜性疼痛症候群(MPS)の視点、筋膜連鎖理論、筋の生理学に基づき、痛みや不定愁訴を改善し予防するためのエクササイズ=メディカル・ヨガを開発致しました。
メディカル・ヨガを作った目的は、ヨーガやストレッチ教室など、従来のボディワークでは、痛みへの対応が出来ていない点が見受けられ、その点を補うエクササイズが必要と感じたからです。

下図のように侵害性の刺激が筋膜からであろうが、内臓からであろうが、体性反応として「筋のスパズム」「筋性の抑制」を起こし、自律神経性の反応として「痛覚過敏帯の出現」「血管の収縮」が生じ、中枢性の反応として「呼吸器系、消化器系、循環器系」へ影響が出て来きます。つまり全身性の問題と広がってしまいます。

その為、最初や肩こりや軽い腰痛だったのに、それが徐々に広がり痛みが増して行き、さらにはさまざまな不定愁訴を伴うようになります。
従って痛みは早期に解決しなければならないのですが、現代の多くの医療機関では、「構造破綻説」に基づく診断と治療が行われていて、筋膜、骨膜、靱帯と言った運動機能が障害されている為に痛みが生じているという視点に欠けていることと、痛みが上図のような連鎖をして行く視点にも欠けており、痛みが治らないだけでなく、全身性の痛みや不定愁訴が広がり、とても辛い思いをされている方が数多くおられます。
それを解決するには筋筋膜性疼痛症候群の視点に立って構築したエクササイズが必要です。
筋筋膜性疼痛症候群の視点に立って構築したエクササイズを「メディカル・ヨガ」と呼んでいます。
痛みで困っておられる多くの方を改善に導く指導者を養成する講座ですので、ヨーガや体操教室のインストラクターをされている方にご参加頂きたいと思います。
また、治療家の方には患者さんへのアドバイスの一環として取り入れて頂きたいエクササイズです。

痛みや不定愁訴を改善するには。

「筋肉を伸ばしても楽にならない」

従来のエクササイズの多くは、「硬くなっている筋肉、縮んでいる筋肉を伸ばせば楽になる」という事を前提に組み立てられていますが、実はストレッチに反応しない筋や、ストレッチをすることでかえってトラブルを起こす筋もあり、個々の筋の特性や筋の状態に従ったエクササイズが必要です。

「関連痛の知識が必要」

痛みを感じている所に原因があると一般的に思われていますが、実は「関連痛」という不思議な現象があり、痛んでいる所に原因が無いことも多く見られます。従って、この「関連痛」の事を熟知した上で、エクササイズを行わなければ、痛みの緩和には繋がらない事になります。

(参考)関連痛ってなに⇒https://trigger110.net/trigger-point/referred-pain

「PIRで効果的にトラブルを解消できる」

硬くなった筋や縮んでしまった筋を弛めるのに、ストレッチや指圧をする事が多いのですが、それよりももっと効果的で、やり過ぎの副作用も少ないのが、PIR(ポスト・アイソメトリック・リラクセーション)という方法です。PIRをエクササイズに組み入れる事で、ストレッチよりもさらに効果的に筋のトラブルを解消する事ができます。

(参考)治療法→③-1「PIR」⇒https://trigger110.net/treatment/treatment-method

「体質改善をすることで治りやすく再発しにくい体へ」

痛みや不定愁訴の改善を妨げている、「リンパ液の停滞」「内臓機能の低下」などへも目を向け、総合的に体を整えて行きますので、治りやすく再発しにくい体質へと導きます。

「不定愁訴を改善する」

トリガーポイントは痛みやシビレ感を生じさせるだけで無く、様々な不定愁訴も生じさせます。

筋筋膜性疼痛症候群の視点でエクササイズを行うことが不定愁訴の改善に役立ちます。

指導者養成講座の内容

座学

  • 筋筋膜性疼痛症候群(MPS)について
  • 不定愁訴とトリガーポイント
  • 等張性収縮・PIR(ポスト・アイソメトリック・リラクセーション)の効果と使い方について
  • 筋と神経の作用について
  • 痛みについて(痛みのメカニズム・慢性痛と急性痛)
  • 指導法とエクササイズの組み立て方について
  • 筋膜ラインについて
  • 症状別メディカル・ヨガ

実技Ⅰ

メディカル・ヨガの実際

テーマ別エクササイズ:

  • バランスを整える(身体内部の偏りや過緊張をリセットする)
  • 脊柱の動き、関節の動きを高める
  • 筋膜ライン調整
  • 症状別(腰痛、肩こり、膝痛、不定愁訴、内臓機能回復、リンパ液循環改善)

セルフ・エクササイズの効果をより高める相互整体法

バランス調整法、隔膜調整、内蔵機能回復テクニックetc

講師

 一木禧廣(いちき・よしひろ)

・トリガーポイント研究所認定講師
・鍼灸師
Ramtha 飯塚代表

詳細

名称  メディカル・ヨガ「指導者養成講座」(全4回)
開催日時
  1. 2017年2月18日(土)17時~20時
  2. 2017年2月19日(日)10時30分~15時30分
  3. 2017年2月25日(土)17時~20時
  4. 2017年2月26日(日)10時30分~15時30分
開催場所
    • 会場:Ramtha飯塚
    • 住所:飯塚市東徳前17-9
受講料金 ・初めて受講される方:38,000円


・Basic講座修了生:28,000円
・Advance講座修了生:18,000円
・メディカル・ヨガ指導者養成講座 再受講の方:10,000円

定員  10名(催行人数3名)
主催 トリガーポイント研究所
備考 ヨガマット・硬式テニスボール×2個・麺棒(30cmほどのもの・100円ショップで販売されています) 
申込先 参加申し込み    tel:092-201-1027
申込締め切り 2017年2月15日

 

コンテンツ作成・責任者:佐藤恒士(さとうつねし)


整体治療歴約25年。自力整体法、長谷川淳史先生のTMSメソッド、石川県小松市の整形外科医、加茂淳先生からトリガーポイント療法等を学び、現在は、トリガーポイント理論を多くの方に広める為にトリガーポイント研究所を設立し筋筋膜性疼痛症候群(MPS)の啓蒙活動と後進の育成に力を注いでいます。詳細はこちらを参照ください。

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