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9割の医者は、がんを誤解している

「9割の病気は自分で治せる」という本を書かれた岡本裕先生が、今度は「9割の医者は、がんを誤解している! 」という本を出されました。まえがきを要約してご紹介します。

まず皆さんに質問です。「胃ガンは胃の病気でしょうか?」もしも胃ガンが胃だけの病気であれば、胃を切り取ってしまえばガンは治る事になりますが、実際には胃を切り取っても再発したり別の臓器に転移したりします。 つまりガンは臓器の病気ではなく、全身の病気なので胃を切り取っても治らない事があるのです。

ガンに対する根本的な誤解は、現れたガンそのものをガンのすべてだと思ってしまうことです。ガンは枝葉に過ぎず、主犯格は別に控えています。医者の多くは主犯格に目を向けず、部分にしか過ぎないガンを治療しようとし、目に見えるガンに対処できれば、治療に成功したと誤解しています。

ガンの三大療法(手術、放射線、抗ガン剤)の進歩のお陰で、一次的にガンが姿を消すことがありますが、依然として元凶は改善されていませんのでいずれまた息を吹き返して来ます。
これが「再発」「転移」と呼ばれているものです。

ガンは全身の免疫力と栄養が低下した状態です。ですからガンが発生した部位を切り取っても全身の免疫力を強化し、栄養状態を改善しないと、やがて再発したり新たなガンが発生してきます。 

この考え方は現代の「痛み医療」にも当てはまります。現代の痛み医療も、膝が痛ければ膝を治療し、腰が痛ければ腰を治療します。しかし、膝や腰の痛みは枝葉に過ぎず、実はその元凶となる「姿勢筋のアンバランス」や「内臓機能の障害」、「関節の拘縮」などがあります。

これらの元凶を治療せずに局所の治療を行っても、効果は上がりにくく、再発しやすくなります。「痛み」も全身の症状として治療を行う必要があります。「痛み医療」もガンの治療と同様に、誤解されたままになってます。

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2010年11月22日

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