どげんかせんといかん 日本の慢性痛治療 ~その痛みをあきらめないために 相互に連携を~
2019年11月23日(土・祝)に、日本の慢性痛治療についてのシンポジウムが行われます。
「ずいぶん前の怪我や帯状疱疹の痕の痛みが取れない」「背骨の手術は成功 したと言われるけれど、痛み痺れが取れず、一生付き合いなさいと言われた」 など、どうしたら良いのか分からなくなった「痛みの難民」のような患者さん が後を絶ちません。どうして、このようなことになってしまうのでしょう。 実は、それは決め手となる「慢性痛治療法」が、未だ確立されていない からです。けれども、世の中には様々な方法で慢性痛の治療に取り組んで いる方々が多数おられます。漢方薬、鍼灸、遠絡療法、トリガーポイント、 脊髄刺激療法、理学療法、栄養療法など、それぞれ効果を上げています。 しかし、そうした様々な治療法が医学会はもちろん患者さん方にも十分には知られず、それぞれ 独自に行われているのが現実です。ここに問題があります。 患者さん方にも、治療者にも、洋の東西を問わない様々な治療法があり、効果的であることを知 っていただかなくてはなりません。そして、治療者相互が連携し、地域として慢性痛の治療に取り 組む必要があります。この集会は患者さん方も医療者も慢性痛治療のための情報を共有すること を目的として計画されました。この秋、慢性痛の治療の世界を福岡の地から変えたいと思います。 多くの皆様のご理解とご参加をお願いします。(平田道彦)
コーディネーターは、平田ペインクリニックの平田道彦先生と、国際医療福祉大学の外須美夫先生で、その他パネリストとして鍼灸師の先生や患者さんの代表の方など多彩なメンバーが登壇されます。
私もパネリストとしてトリガーポイント治療についてお話しさせて頂く事になりました。
詳細
- 【日 時】令和元年 11 月 23 日(祝) 13 時~15時(開場 12時 30 分)
- 【会 場】福岡県中小企業振興センター 2 階 ホール A(JR 吉塚駅そば)
- 【参加費】1200 円(会場費負担金)
- 【定 員】120 名 事前申込優先
開催案内チラシ
お問い合わせ・お申し込み
コンテンツ作成・責任者:佐藤恒士(さとうつねし)
整体治療歴約25年。自力整体法、長谷川淳史先生のTMSメソッド、石川県小松市の整形外科医、加茂淳先生からトリガーポイント療法等を学び、現在は、トリガーポイント理論を多くの方に広める為にトリガーポイント研究所を設立し筋筋膜性疼痛症候群(MPS)の啓蒙活動と後進の育成に力を注いでいます。詳細はこちらを参照ください。