トリガーポイントという言葉に出会ったのは2000年頃だったので、もう20年近く経つ。
インターネットでトリガーポイントという言葉を知り、その当時はトリガーポイントについての本は一冊しか見つからず、その本を思い切って購入して読んだのがトリガーポイントとの出会いである。
しかし、当時はトリガーポイントというのは特殊な例で、まれに痛みを遠くまで飛ばすシコリがあるのだろうと理解していたので、いつもの施術では上手く行かない時に、トリガーポイントの図を思い出して使っていた。
トリガーポイントの図で見事に症状が消失した最初の経験は腸肋筋上のトリガーポイントだった。
(イラスト図出典:『Myofascial pain and Dysfunction The Trigger Point Manual』 より引用)
その後、長谷川淳史先生が主催されているTMSジャパンの会員となった時に、会員の中に加茂淳先生がおられた。
どんな先生なんだろうと、加茂先生のサイトを見させて頂いたら、そこには痛み医療関係の情報が読み切れないほどアップされていて、ほとんどの痛みが「トリガーポイント」にあると書かれていた。
「え~!痛みのほとんどがトリガーポイントが原因!」と驚き、その視点で診断・施術をするようになったら、確かにトリガーポイントが痛みの原因となっている事が多いことを確認出来た。
コンテンツ作成・責任者:佐藤恒士(さとうつねし)
整体治療歴約25年。自力整体法、長谷川淳史先生のTMSメソッド、石川県小松市の整形外科医、加茂淳先生からトリガーポイント療法等を学び、現在は、トリガーポイント理論を多くの方に広める為にトリガーポイント研究所を設立し筋筋膜性疼痛症候群(MPS)の啓蒙活動と後進の育成に力を注いでいます。詳細はこちらを参照ください。