メディカル・ヨガで痛みのない毎日を
メディカル・ヨガは痛みや不定愁訴を改善する整体技法(トリガーポイント療法)を元に、自分で痛みや不定愁訴をコントロールする為に開発されたセルフケアエクササイズです。
一般的に痛みやコリがありますと、ストレッチングや運動を行って解消しようとする方が多いのですが、筋膜内に生じるトリガーポイント(圧痛点)が活性化しているような場合は、筋膜が過敏化したり過剰な反応を起こし、逆効果になってしまう事があります。
また、トリガーポイントが生じる原因の中には、内臓機能の低下や脊椎の動きの制限などもありますので、ストレッチングや運動だけではなかなか改善しません。
そこで、メディカル・ヨガでは、痛みやコリを効果的に解消する手順や方法をお伝えしています。
メディカル・ヨガの特徴
①PIR(ポスト・アイソメトリック・リラクセーション)で調整
「PIR」とは、筋に等尺性収縮を加えるとその後に筋が弛むという反射機能を使う方法です。
等尺性収縮とは、筋を伸ばす事も縮めることもせずに収縮させる方法で、ストレッチングをしなくても筋が弛むため、過敏化している様な場合に効果的です。
②呼吸を使った姿勢の偏り調整
私達は複雑な動きを取ることができますが、「前屈・後屈」「左右側屈」「左右回旋」の三つの動きに分類する事が出来ます。
身体のどこかに障害があったり、筋膜のアンバランスが生じたような場合、私達は上記の三つの動きに偏りが生じます。
そこで、深い呼吸をしてみることで、どの動きの時に息が入りやすく、どの動きの時には息が入りにくいかをチェックする事で、自分の偏りに気づく事が出来ます。
また息が入りやすい姿勢で深呼吸をしたり、身体に軽く力を入れることで、その偏りを修正して行きます。
③隔膜の調整でリンパ液の循環改善
細胞はリンパ液から栄養・酸素を受け取り、活動で生じた老廃物を渡します。
リンパ液の循環が滞りますと、それらがうまく働かなくなり、細胞がトラブルを起こし始めます。
その為、リンパ液の循環を改善する事はとても大切なことですが、体内には区画を作って内圧をコントロールする「隔膜」という組織があり、その隔膜が過緊張状態となりますとリンパ液の循環が滞ります。
横隔膜は代表的な隔膜で、全身には幾つもの隔膜が存在します。
横隔膜を中心とした隔膜を調整することで、全身のリンパ液の循環が改善します。
④内臓機能の活性化
全身は筋膜という組織で覆われていますが内臓にも筋膜があり、運動器の筋膜とも繋がっていますので、内臓の機能障害は運動器の機能障害へと影響し、コリや痛みの原因にもなります。
内臓機能を活性化することで、コリや痛みが改善するケースはとても多いので、セルフケアエクササイズのメニューとして重要視しています。
⑤筋膜連鎖の調整
ある動きをする時に、「筋膜連鎖」という繋がりの中で情報交換が行われて、私達は目的とする動きを達成していますので、コリや痛みがある部位は他からの影響を受けている可能性があるという事になります。
そこで、痛みやコリを感じている部位だけにアプローチするのではなく、「筋膜連鎖」の視点で調整を行う事でより効果的な調整が出来ます。
体験レッスンの概要
日時
①2018年7月30日(月)13時30分~15時
②2018年7月30日(月)19時~20時30分
会場
宮日アイカルチャーセンター
住 所:宮崎市新別府町 新別府町江口862−1(イオンモール宮崎2階)
定員
15名(先着順・予約制)
講師
久保 博明
- トリガーポイント研究所認定 インストラクター
- 宮崎肩こり腰痛研究所代表
体験料
1080円(税込み)/1回
持ち物・服装
バスタオル・ハンドタオル
身体を締め付けない動きやすい服装でお越し下さい。(更衣室あります)
申し込み・問い合わせ
コンテンツ作成・責任者:佐藤恒士(さとうつねし)
整体治療歴約25年。自力整体法、長谷川淳史先生のTMSメソッド、石川県小松市の整形外科医、加茂淳先生からトリガーポイント療法等を学び、現在は、トリガーポイント理論を多くの方に広める為にトリガーポイント研究所を設立し筋筋膜性疼痛症候群(MPS)の啓蒙活動と後進の育成に力を注いでいます。詳細はこちらを参照ください。