2月7日(日)9時から3時間に亘って
MPS研究会の一般の方を対象としてシンポジウムが行われました。
9時からは「痛みが楽になるトリガーポイント療法」というテーマで
私からプレゼンをさせて頂きました。
今回はMPS研究会の加茂名誉会長(加茂整形外科院長)に
久しぶりにお会いすることが出来ましたし、
お電話やメールでしかお話しした事がなかった
木村会長(木村ペインクリニック院長)に初めてお会いでき感動の一日でした。
(佐藤 木村先生 加茂先生)
さて、今回のプレゼン内容を
当日使用しましたスライドでご紹介したいと思います。
多くはトリガーポイント研究所のサイトに書いている内容ですが
まだ書き込んでいない内容もお話しさせて頂きました。
1)プレゼンのテーマ
2)今回のプレゼンでお伝えしたかったポイント
痛みで困っている方の多くが経験されている内容です。
一つは腰痛で医療機関を受診したがレントゲンやMRIで異常が診られず
「とりあえず湿布と痛み止めで様子を見ましょう・・・」となったが
痛みが治るどころか、段々悪化したという例です。
もう一つは、「椎間板ヘルニア」と診断されて
手術を受けたが痛みが取れなかった例です。
このような場合、いずれもドクターショッピングを繰り返すようになり
そのうち、鍼、指圧、カイロプラクティック、など
代替医療の門を叩くようになります。
代替医療を受診すると、
「痛むところはここですね!
う~ん、凝ってますね~。痛いでしょう!」と
痛む場所を気持ちよく治療してくれます。
その時は気持ちよかったのですが結局痛みが取れず、
「痛みの放浪者」になって行きます。
今回のプレゼンでお伝えしたいポイントは
①筋肉のトラブルは画像検査では分からない。
②痛むところに原因がない場合は
どんなに痛むところの治療を受けても改善しない。
という事です。
この2点を中心にトリガーポイント療法について
お伝えしました。
コンテンツ作成・責任者:佐藤恒士(さとうつねし)
整体治療歴約25年。自力整体法、長谷川淳史先生のTMSメソッド、石川県小松市の整形外科医、加茂淳先生からトリガーポイント療法等を学び、現在は、トリガーポイント理論を多くの方に広める為にトリガーポイント研究所を設立し筋筋膜性疼痛症候群(MPS)の啓蒙活動と後進の育成に力を注いでいます。詳細はこちらを参照ください。