痛みや不定愁訴を改善するには筋筋膜性疼痛症候群の視点を持ち、トリガーポイントへのアプローチが必要ですが、それにはまず患者さんの状態を正確に把握する事が必要です。
状態を正確に把握するということは、何が原因で「トリガーポイント」が生じているのかを診断することです。
状態を正確に把握するということは、何が原因で「トリガーポイント」が生じているのかを診断することです。
痛みや不定愁訴を引き起こしているトリガーポイントを見つけ出し、それを弛めますと痛みや不定愁訴は低減したり消失しますが、そのトリガーポイントが生じた要因へのアプローチがなければ、低減・消失した症状がすぐに現れたり、別の症状となって現れて来ることになります。
つまり症状を引き起こしているトリガーポイントにアプローチするのではなく、トリガーポイントが生じた原因にアプローチすることが、患者さんの愁訴を緩和し、全人的な健康を取り戻す事になります。
トリガーポイント研究所では、トリガーポイントが生じた原因を把握し、効果的に緩和させる「Sufficent法」を開発し、医療関係や治療家の方々にお伝えしています。
Sufficentとは、「必要にして十分」という意味で、Sufficent法はトリガーポイントへのアプローチに於いて、必要最小限の介入で十分な効果を発揮します。
しかもとてもシンプルですので短期間で習熟する事が可能、しかも患者さんへの負担が非常に少ない施術法です。
この度、広島県福山市で初めての「Sufficent法講座」を開催する運びとなりましたので、これを機会に多くの方に学んで頂きたいと思います。
<内容>
【診断法】
◇問診のポイント
◇姿勢の偏り、活動の偏りから生じたアンバラスの傾向を診断する。
(身体にアンバラスが生じると、一部に過負荷がかかり、肥厚したり、硬くなったりします。その部位を見たり触診することで、偏りの傾向を診断します)
-視診のポイント
-触診の重要部位
【トリガーポイント治療法】
◇全身をリバランスする調整法
-上記の診断によって得られた情報を元に、全身のバランスを整える。
◇Sufficent法
-筋膜・骨膜連鎖のラインを触診し、ラインの情報を得ながら調整して行く。
-重要ポイントを筋の張力を変化させて調整して行く。
◇PIR(ポスト・アイソメトリック・リラクセーション)
-筋の反射と連鎖反応を使って、整えて行く。
<講師>
佐藤恒士(トリガーポイント研究所)
◇詳細
名称 | トリガーポイント治療「Sufficent法講座」 |
開催日時 |
|
開催場所 |
《ものづくり交流館(エフピコRiM)》 |
受講料金 |
《再受講の方》 ・Basic講座修了生の方:5000円/1回 |
定員 | 15名 |
主催・協力 | 《主催》トリガーポイント研究所 《協力》黄式中国整体 爽健苑 ・ RamthaGroup |
備考 | 昼食時間は30分ですので、事前に用意をして来て下さい。 |
修了証 | 修了試験を行い、基準を満たされた方に発行致します。 |
申込 | 参加申し込み tel:092-201-1027 |
締め切り | 2016年9月5日 |
コンテンツ作成・責任者:佐藤恒士(さとうつねし)
整体治療歴約25年。自力整体法、長谷川淳史先生のTMSメソッド、石川県小松市の整形外科医、加茂淳先生からトリガーポイント療法等を学び、現在は、トリガーポイント理論を多くの方に広める為にトリガーポイント研究所を設立し筋筋膜性疼痛症候群(MPS)の啓蒙活動と後進の育成に力を注いでいます。詳細はこちらを参照ください。