セミナーの背景
わが国では多くの方が痛みや不定愁訴で困っておられ、その数は2000万人以上に登るという調査があり、男女共に「腰痛」「肩こり」が上位を占めています。
また痛みで苦しんでおられる患者さんの70%にあたる方々が、痛みが適切に緩和されおらず、新たな治療法を求めていると言われてます。
この原因は現代の痛み医療に筋筋膜性疼痛症候群の視点がないこと、痛みを全身のシステムの問題として捉えてない事などが挙げられます。
そこで、「腰痛」と「肩こり」といった多くの方が悩まれている症状をテーマに、痛みの原因、そしてその改善法についてご説明致します。
痛みが慢性化して困っておられる方やそのご家族の方にご参加頂きたいセミナーです。
また、痛み治療に関わっておられる方も、筋筋膜性疼痛症候群やトリガーポイント治療についての在り方などを知って頂く機会になると思います。多くの方のご参加をお待ちしています。
第Ⅰ部 痛みとトリガーポイントのセミナー
◇講演(1)
- 医療機関・施術所の選び方
- 疾病中、
または入院中の有意義な過ごし方 - 疾病後の思考整理の方法
講師:鵜飼潤(リハビリテーション整体 普及活動家)
鵜飼 潤(うかい・じゅん)ビジネス書編集者として出版社勤務、学校職員として整体学校勤務を経て現職。 17歳で椎間板ヘルニア、33歳で心臓病(大動脈解離) を患ったことから、2006年、 日本医療整体学院開業コースにて骨格矯正整体師の資格を取得。 母体となるコンサルティング会社にて、 心臓リハビリテーション整体コース発足に携わる。実技講師、 統括部長、取締役を経て退職。 2014年、脳硬塞(高次脳機能障害)を患ったことから、リハビリテーション整体の普及活動を始める。
◇講演(2)
- なぜ痛みが慢性化してしまうのか?
- 腰痛・肩こりの原因と改善法
- 痛みを緩和するセルフケアの方法について。
講師:佐藤恒士(トリガーポイント研究所)
佐藤 恒士(さとう・つねし)
痛みを改善する為には「トリガーポイント」への治療が必要不可欠であり、その事を多くの方に知って頂く為に、2009年にトリガーポイント研究所を設立。
全国で講演活動を行うと共に、トリガーポイント治療ができる治療家の育成に努めている。
◇質疑応答
講演の内容についての質疑応答、ご自分の症状やご家族の症状などについての質疑応答を行います。
第Ⅱ部 セルフケア教室
トリガーポイント研究所では、痛みや不定愁訴で困っておられる方々が、自宅でケアできるためのセルフ・エクササイズ(メディカル・ヨガ)を開発・指導しています。
トリガーポイントが起こす痛みやしびれなどを緩和する為に行っていますトリガーポイント・セラピーを、セルフケアとして行うにはどうしたらいいのか?という視点で作り上げたものです。
例えば、腰痛の場合ですと痛みは腰や臀部で感じますが、原因は腹部の深部にある筋のトラブルである事が多いため、腹部の深部の筋を改善するエクササイズを行います。
膝の痛みの場合は、腰部⇒臀部⇒大腿部⇒膝という筋膜の連鎖から生じる事が多いため、腰部のケアから始めます。
痛みで困っておられる方に是非知って頂きたいエクササイズです。
詳細
名称 | 痛みとトリガーポイントのセミナー&セルフケア教室 |
開催日時 | 2015年9月27日(日)13時~17時 |
開催場所 |
|
受講料金 | |
定員 |
|
主催 協力 |
|
備考 | セルフケア教室に参加される方は、ヨガマットと硬式テニスボールを2個を持参され、動きやすい服装で来られて下さい。 |
申込 | 参加申し込み tel:092-201-1027 |
締め切り | 2015年9月24日 |
コンテンツ作成・責任者:佐藤恒士(さとうつねし)
整体治療歴約25年。自力整体法、長谷川淳史先生のTMSメソッド、石川県小松市の整形外科医、加茂淳先生からトリガーポイント療法等を学び、現在は、トリガーポイント理論を多くの方に広める為にトリガーポイント研究所を設立し筋筋膜性疼痛症候群(MPS)の啓蒙活動と後進の育成に力を注いでいます。詳細はこちらを参照ください。