症状別治療講座開催にあたって
痛みはつらいものです。痛みは気持ちをブルーにさせ、人生そのものに影を落とします。痛みが強かったり、長引いたりしますと、仕事や家事にも影響がでて家庭自体も暗くなります。
わが国には2300万人もの慢性疼痛患者さんがおられ、その内の70%は痛みがコントロール出来ていないという調査があります。一日でも早く、少しでも楽になって頂くためには、痛み治療に関わっておられる方々に、筋筋膜性疼痛症候群の視点からの治療法、痛み治療の手順を身につけて頂きたいものです。
筋骨格系疾患の中でも困っておられる方が多い、「腰痛」「肩こり」「関節痛」に絞って、集中的に治療スキル、治療手順を身につけて頂く「症状別治療講座」を開催する事に致しました。
受講手順・受講資格
症状別治療講座を受講される前に、トリガーポイント治療の概要を知って頂く「トリガーポイント治療 入門講座」を受講されて下さい。
この「トリガーポイント治療 入門講座」を受講して頂く事が、症状別治療講座の受講資格となります。
【症状別講座の内容と日程】 | ||
講座名 | 日時 | 会場 |
サンピアン川崎 | ||
サンピアン川崎 | ||
サンピアン川崎 | ||
第4回「膝痛・股関節痛」 | 8月30日(日)10時~15時 | サンピアン川崎 |
第5回「手足のしびれ・五十肩」 | 9月20日(日)10時~15時 | サンピアン川崎 |
◇第4回「膝痛・股関節痛講座」の概要
女性に多く診られるのが「膝痛・股関節痛」です。特に40代以降の女性では、これらの痛みで困っている方が増えて来ます。
膝痛・股関節痛では内臓機能へのアプローチが大切になります。MelzackとWall氏らが示していますように、内臓機能が低下しますと脊柱周辺にスパズムが生じ、その連鎖から膝や股関節に過緊張状態が始まります。
従って、膝痛・股関節痛では、内臓機能低下の診断とそれへの対処が重要となります。
今回の症状別講座では下記の三項目を中心にご指導致します。
- 内臓機能低下の影響とその診断理論。
- 膝痛に関与するトリガーポイントの見つけ方とアプローチの方法。
- 股関節痛に関与するトリガーポイントの見つけ方とアプローチの方法。
1.内臓機能低下の影響とその診断理論
- 分節構造理論
- 筋膜連鎖理論
- 痛みの連鎖理論
2.膝痛に関与するトリガーポイントの見つけ方とアプローチの方法。
- 膝痛に関与する筋膜へのアプローチ
- トリガーポイントの検索法
- 検索したトリガーポイントが原因となっているかどうかの確認法
3.痛みを効果的に低減させる施術スキル
- カウンターストレイン・カウンターリリース
- 等尺性収縮・等張性収縮
- 脱感作圧迫法
受講資格
- 「トリガーポイント治療入門講座」を受講された方
- 「痛みが楽になるセミナー」を受講された方
- 「Basic講座」「Advance講座」を受講された方
定員及び催行人数
【定員】 15名(催行人数6名)
講師
一木禧廣(トリガーポイント研究所副所長、鍼灸師、Ramtha飯塚代表)
詳細
名称 | 症状別治療講座 「膝痛・股関節痛」 |
開催日時 |
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開催場所 |
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受講料金 |
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定員 | 15名 |
主催 | トリガーポイント研究所 |
備考 | 動きやすい服装で来られて下さい |
申込先 | 参加申し込み tel:092-201-1027 |
申込締め切り | 2015年8月25日 |
コンテンツ作成・責任者:佐藤恒士(さとうつねし)
整体治療歴約25年。自力整体法、長谷川淳史先生のTMSメソッド、石川県小松市の整形外科医、加茂淳先生からトリガーポイント療法等を学び、現在は、トリガーポイント理論を多くの方に広める為にトリガーポイント研究所を設立し筋筋膜性疼痛症候群(MPS)の啓蒙活動と後進の育成に力を注いでいます。詳細はこちらを参照ください。