「知ってますか?腰痛の事」 開催の背景
この度、福岡県新宮町にて、ウエルビーイング協会主催のセミナーで、トリガーポイントや腰痛に関しての講演を行います。
厚生労働省の統計によりますと、男性の愁訴のトップは「腰痛」、女性は「肩こり」で、筋骨格系の疾患がトップを占め、その増加傾向は続いています。
現代医学が進歩しているのに、筋骨格系疾患が増え続けているのは、医療機関をはじめ、痛みに関わる機関がそれに対応できていないことを示していると言えます。
現代痛み医療に欠けているのは、筋筋膜性疼痛症候群の視点、栄養学的視点、心理学的視点の3つだと考えています。
そこで、今回のセミナーでは次の3点を中心にセミナーとトリガーポイント治療の講演、セルフケアの指導、そして無料整体体験も予定されています。
- 筋筋膜性疼痛症候群と腰痛治療について
- 痛みや不定愁訴のセルフケアの方法
- 痛みの慢性化や過敏性を治す生活習慣
特に痛みが慢性化し治りにくくなっている方は、日常の生活習慣の見直しと自己治療がとても大切です。腰痛、肩こり、関節痛などで長年困っておられる方やそのご家族の方にご参加頂きたいセミナーです。
また、痛み治療に関わっておられる方も、筋筋膜性疼痛症候群やトリガーポイント治療についての在り方などを知って頂く機会になりますし、セルフケアやメディカル・ヨガ(トリガーポイント・エクササイズ)は患者さんに自己治療法としてお伝えして頂くことで治療効果が向上することに繋がります。
「痛みや不定愁訴のセルフケア」
従来のエクササイズの多くは、「縮んでいる筋肉を伸ばせば楽になる」という事を前提に組み立てられていますが、実はストレッチに反応しない筋や、かえってトラブルを起こす筋もあり、個々の筋の特性に従ったエクササイズが必要です。
また、一般的に痛みを感じている所に原因があると考えられていますが、実は「関連痛」という不思議な現象があり、痛んでいる所に原因が無いことも多く見られます。従って、この「関連痛」の事を熟知した上で、エクササイズを行わなければ、痛みの緩和には繋がらない事もあります。
(参考)関連痛ってなに⇒https://trigger110.net/trigger-point/referred-pain
上記の事を踏まえて構成した「メディカル・ヨガ」を体験して頂きます。
「慢性疼痛を治す食生活」
「筋筋膜性疼痛症候群」という考え方をまとめたトラベル博士らは、「慢性痛の患者の多くにビタミン・ミネラル不足が見られる」と書かれています。栄養素と痛みの関係や、栄養素と心理的関係などについてご紹介致します。
セミナーの内容
講義:痛みとトリガーポイントについて
現代医学が見落としている、筋のトラブルが起こすさまざまな症状についてご説明します。また、日常の手入れ法や、治療の在り方についてもご説明致します。
トリガーポイント治療の実際
トリガーポイントへのアプローチで身体がどのように変化するのか?などについて、参加者の方に実体験していただきます。
ご自分やご家族の方の症状などについて質疑応答を行います。
また、整体師による無料の体験施術も行います。
セルフケア:自分で痛みを改善するメディカル・ヨガ
身体は全体で支え合っていますので、「痛む所」へのアプローチだけでは効果がありません。
- 身体全体を整えるメディカル・ヨガ
- 脊柱の動きを高めるメディカル・ヨガ
- 疼痛緩和に重要な筋の弛め方
質疑応答
講師:トリガーポイント研究所 所長 佐藤恒士
詳細
名称 | 「知ってますか?腰痛のこと」セミナー |
開催日時 | 2013年5月19日(日)10時~12時 |
開催場所 |
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受講料金 | 無料(参加申し込みが必要です) |
定員 | 50名 |
主催 |
ウエルネス福岡本校 (協力)トリガーポイント研究所 |
備考 | 動きやすい服装で来られて下さい。 |
申込先 | 参加申し込み tel:092-201-1027 |
申込締め切り | 5月15日(定員となりましたら締め切りとさせて頂きます) |
コンテンツ作成・責任者:佐藤恒士(さとうつねし)
整体治療歴約25年。自力整体法、長谷川淳史先生のTMSメソッド、石川県小松市の整形外科医、加茂淳先生からトリガーポイント療法等を学び、現在は、トリガーポイント理論を多くの方に広める為にトリガーポイント研究所を設立し筋筋膜性疼痛症候群(MPS)の啓蒙活動と後進の育成に力を注いでいます。詳細はこちらを参照ください。