開催の背景
痛みや不定愁訴がなかなか治らない原因として、現代医療のなかに「筋筋膜性疼痛症候群(MPS)」の視点と「分子整合栄養医学(オーソモレキュラー)」の視点が欠けている事が挙げられます。
トリガーポイントが引き起こす様々な症状を筋筋膜性疼痛症候群(MPS)といいますが、痛みやシビレ感などだけでなく、様々な不定愁訴や感情の乱れを生じさせます。
また栄養素に過不足がありますと、細胞の状態は正常ではなくなりますので、痛みやシビレ感の治療に反応しにくくなりますし、再発しやすくなります。さらにうつやパニックなどの精神症状も引き起こす様になります。このようなことを明らかにしていますのが、分子整合栄養医学(オーソモレキュラー)です。
「筋筋膜性疼痛症候群(MPS)」の視点と「分子整合栄養医学(オーソモレキュラー)」の視点を持つことで、痛みや不定愁訴の改善は大幅に進むものと確信しております。
今回はトリガーポイント治療の第一人者であります、加茂整形外科医院の加茂淳院長、そして分子整合栄養医学の第一人者であります、新宿溝口クリニックの溝口徹先生をお迎えして、痛みや不定愁訴の改善法について学んでいただきたいと思います。
加茂淳先生のプロフィール:
1947年石川県生まれ。整形外科医、医学博士。金沢大学医学部卒業。整形外科専門医、リウマチ専門医、心療内科登録医。筋筋膜性疼痛症候群(MPS) 研究会名誉会長。腰痛の原因は、神経が圧迫されることや脊椎の構造異常などとされていることに疑問を抱き、真因は筋肉の痙攣ではないかと考え、それに基づく治療法で多くの腰痛患者を救済してきた。ホームページは腰痛など筋骨格系の痛みを抱える人々の“駆け込み寺”的存在となっている。
溝口徹先生のプロフィール:
医療法人回生會 理事長・新宿溝口クリニック院長(栄養療法専門)痛みを専門に扱うペインクリニックを中心に、広く内科系疾患の診療にも従事。2000年から一般診療に分子栄養学的アプローチを応用し始め、治療が困難な疾患にたいする栄養療法を実践し多くの改善症例を持つ。
セミナー 第Ⅰ部
10時~10時20分 「MPSと分子整合栄養学の重要性」 佐藤恒士(トリガーポイント研究所)
痛みが治らず慢性化する原因とその改善法についてご説明致します。
10時20分~11時50分 「痛みと栄養アプローチ」 溝口徹先生 (新宿溝口クリニック院長)
ペインクリニックにも従事された経験を踏まえ、栄養素の過不足を見直すことにより、痛みや精神症状を改善する方法などについてご説明頂く予定です。※途中で10分間の休憩を挟みます。
(10分間 休憩)
12時~12時40分 「痛みと筋筋膜性疼痛症候群(仮題)」 加茂淳先生 (加茂整形外科院長)
トリガーポイント治療の第一人者として、長年に亘って痛み治療に関わって来られた加茂先生の経験と理論を、分かりやすくご説明いただく予定です。
質疑応答(約20分)
セミナー 第Ⅱ部
13時30分~15時 「慢性痛とセルフケア」 佐藤恒士(トリガーポイント研究所)
詳細
名称 | 筋筋膜性疼痛症候群と分子整合栄養医学のセミナー |
開催日時 | 2013年01月14日(月・祝)10時~15時(開場:9時) |
開催場所 |
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受講料金 | 2000円 |
定員 | 100名 |
主催 |
トリガーポイント研究所 |
備考 | 動きやすい服装で来られて下さい。 |
申込先 | 参加申し込み tel:092-201-1027 |
申込締め切り | 定員となりましたので締め切りとさせて頂きます。 |
コンテンツ作成・責任者:佐藤恒士(さとうつねし)
整体治療歴約25年。自力整体法、長谷川淳史先生のTMSメソッド、石川県小松市の整形外科医、加茂淳先生からトリガーポイント療法等を学び、現在は、トリガーポイント理論を多くの方に広める為にトリガーポイント研究所を設立し筋筋膜性疼痛症候群(MPS)の啓蒙活動と後進の育成に力を注いでいます。詳細はこちらを参照ください。