「痛みが楽になるセミナー」 開催の背景
私たち日本人が困っている症状のトップ3は「腰痛」「肩こり」「関節痛」で、これらの症状で困っている人々は増え続けています。 痛みで悩んでいる方々が一向に減らないのは、現在行われている痛み医療に問題があると考えています。
現代痛み医療に欠けているのは、筋筋膜性疼痛症候群の視点、栄養学的視点、心理学的視点の3つだと考えています。
そこで、筋筋膜性疼痛症候群(MPS)やトリガーポイントについてお伝えすると共に、
- 痛みや不定愁訴のセルフケアの方法
- 痛みの慢性化や過敏性を治す食生活
などもお伝え致します。特に痛みが慢性化し治りにくくなっている方は、日常の生活習慣の見直しと自己治療がとても大切です。腰痛、肩こり、関節痛などで長年困っておられる方やそのご家族の方にご参加頂きたいセミナーです。
また、痛み治療に関わっておられる方も、筋筋膜性疼痛症候群やトリガーポイント治療についての在り方などを知って頂く機会になりますし、セルフケアやトリガーポイント・エクササイズは患者さんに自己治療法としてお伝えして頂くことで治療効果が向上することに繋がります。
「痛みや不定愁訴のセルフケア」
従来のエクササイズの多くは、「縮んでいる筋肉を伸ばせば楽になる」という事を前提に組み立てられていますが、実はストレッチに反応しない筋や、かえってトラブルを起こす筋もあり、個々の筋の特性に従ったエクササイズが必要です。
また、一般的に痛みを感じている所に原因があると考えられていますが、実は「関連痛」という不思議な現象があり、痛んでいる所に原因が無いことも多く見られます。従って、この「関連痛」の事を熟知した上で、エクササイズを行わなければ、痛みの緩和には繋がらない事もあります。
(参考)関連痛ってなに⇒https://trigger110.net/trigger-point/referred-pain
上記の事を踏まえて構成した「メディカル・ヨガ」を体験して頂きます。
「慢性疼痛を治す食生活」
「筋筋膜性疼痛症候群」という考え方をまとめたトラベル博士らは、「慢性痛の患者の多くにビタミン・ミネラル不足が見られる」と書かれています。栄養素と痛みの関係や、栄養素と心理的関係などについてご紹介致します。
セミナーの内容
講義:痛みとトリガーポイントについて(約80分)
現代医学が見落としている、筋のトラブルが起こすさまざまな症状についてご説明します。また、日常の手入れ法や、治療の在り方についてもご説明致します。
トリガーポイント治療の実際(約50分)
トリガーポイントへのアプローチで身体がどのように変化するのか?などについて、参加者の方に実体験していただきます。
ご自分やご家族の方の症状などについて質疑応答を行います。
セルフケア:自分で痛みを改善するメディカル・ヨガ(約30分)
身体は全体で支え合っていますので、「痛む所」へのアプローチだけでは効果がありません。
- 身体全体を整えるメディカル・ヨガ
- 脊柱の動きを高めるメディカル・ヨガ
- 疼痛緩和に重要な筋の弛め方
質疑応答(約20分)
講師:トリガーポイント研究所 所長 佐藤恒士
詳細
名称 | 痛みが楽になるセミナー |
開催日時 | 2012年10月28日(日)15時15分~18時15分 |
開催場所 |
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受講料金 | 無料(参加申し込みが必要です) |
定員 | 30名 |
主催 |
Ramtha 宇佐(後藤徳子) 協力:トリガーポイント研究所 |
備考 | 動きやすい服装で来られて下さい。 |
申込先 | 参加申し込み tel:092-201-1027 |
申込締め切り | 10月25日(定員となりましたら締め切りとさせて頂きます) |
コンテンツ作成・責任者:佐藤恒士(さとうつねし)
整体治療歴約25年。自力整体法、長谷川淳史先生のTMSメソッド、石川県小松市の整形外科医、加茂淳先生からトリガーポイント療法等を学び、現在は、トリガーポイント理論を多くの方に広める為にトリガーポイント研究所を設立し筋筋膜性疼痛症候群(MPS)の啓蒙活動と後進の育成に力を注いでいます。詳細はこちらを参照ください。