トリガーポイントとは?腰痛・肩こり・関節痛などの痛みの原因です。

トリガーポイント研究所

「治りにくい体質を改善する」サプリが発売されました。

痛みや不定愁訴が治りにくい要因の一つとして、筋筋膜性疼痛症候群の概念を世に出したトラベル博士等は「ビタミン・ミネラル不足」を挙げています。

※詳しくは「6-2 治りにくく再発しやすい要因」をご覧下さい。

私達の身体を作っているタンパク質の合成にはビタミン・ミネラルが欠かせませんが、特にビタミンが重要です。

「分子栄養学」を提唱されている三石巌先生は次のように述べられています。

(前略)多くの人は、アミノ酸のことなど気にしないで食生活を送っているが、それで、直ちに体の部品が欠けてしまうようなことはない。DNAの指令に従って、細胞は次々に作り替えられている。これは、体内でいわばリサイクルが行われているからである。細胞と言うのは、年がら年中工事をしている道路や建物のようなものだ。

例えば家を建て直す時、新品の材料が手元になかったらどうするか。本当は瓦も柱も新しくしたいのだが、どうしても柱の材料が手に入らないとなったら、やむを得ず古材を使うしかない。しかし、古い材料を使い回して建て直しても、決して以前より良い家にはならないだろう。アミノ酸の不足している体内では、これと同じリサイクルが行われている。DNAが呼び出した時、新しいアミノ酸が「欠席」していれば、古いアミノ酸が代わりに「出席」するわけだ。これでは、本当に健康な体を維持することはできない。新しい家は新しい材料で作るべきなのと同様、新しい細胞は新品のアミノ酸で作られるべきである。その為には、食品のプロテインスコアに留意した食生活を送らねばならない。

何故、人間は病気になるのか

その10万種類の蛋白質を作る能力は、個体によって1つ1つ異なる。Aという蛋白質を作る能力は高くても、Bという蛋白質を作る能力は低いかもしれない。そして、ある蛋白質を作る能力が低ければ、その蛋白質の不足が招く病気になりやすい体質になる。生まれつき免疫をつかさどる蛋白質が十分に作れない人もいれば、インシュリンを作る能力が低いために若くして糖尿病になる人もいるわけである。

従って、そういった能力の低さを栄養物質でカバーすることができれば、医者の力を借りなくても体質的な弱点を克服できることになる。では、どうやってカバーするのか。蛋白質を作る能力は、その作業をする酵素蛋白と協同因子として働くビタミンやミネラルの量と相関する。ビタミンやミネラルといったサポーターが足りなければ、蛋白質を作る能力も低くなる。

ならば、そのサポーターを増やしてやれば良いことになる。化学反応などは触媒の存在が不可欠である。人間の体の中で化学反応を促進させる為の 触媒である酵素、サポーターがビタミンとかミネラルなのである。特に協同因子として大きなウエイトを占めているのは、ビタミンである。これまでビタミンは微量栄養素といわれ、わずかな量を摂取していれば問題ないと考えられてきた。しかし、実際には、微量のビタミンでも作れる蛋白質がある一方で、別の種類の蛋白質はその量で足りないこともある。必要とするサポーターの量は、蛋白質の種類によって、また個体差によって夫々異なるのである。

10万種類の蛋白質全てが微量のビタミンでこと足りると言うことは、常識的に考えてありえない。わずかなビタミンしか摂取していなければ、必ずどこかにツケが回っているはずである。(後略)

(都築事務所版 「医学常識はウソだらけ」より引用」

 

このように、ビタミン不足は身体の状態を低下させますので、痛みや不定愁訴が治り難くなります。
薬や治療の前に身体の状態を建て直す事がとても大切です。

トラベル博士等は論文に「痛みが治り難い人に必要なビタミンの量」を提示しています。

ビタミンの量

市販のサプリメントでこれらのビタミンをこれだけの量を含んでいるものはほとんどありませんが、このたび「ヘリオスインターナショナル」さんから、トラベル博士等の論文を忠実に再現したトリガーポイント・タブレット「T.P.クリアS」が発売されました。

T.P.クリアS 定価:2400円(税別)※90錠入り(30~90日分)

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コンテンツ作成・責任者:佐藤恒士(さとうつねし)


整体治療歴約25年。自力整体法、長谷川淳史先生のTMSメソッド、石川県小松市の整形外科医、加茂淳先生からトリガーポイント療法等を学び、現在は、トリガーポイント理論を多くの方に広める為にトリガーポイント研究所を設立し筋筋膜性疼痛症候群(MPS)の啓蒙活動と後進の育成に力を注いでいます。詳細はこちらを参照ください。

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