痛みや不定愁訴を改善するには筋筋膜性疼痛症候群の視点での治療が必要ですが、それにはまず「トリガーポイント」がどうして生じるのか、それを改善するにはどのような治療法があるのかを学び、それを患者さんの状態によって使い分ける事がとても大切です。
トリガーポイントが生じる原因はいろいろとあり、その原因に応じた治療がなされなければ効果が上がらないからです。
効果的な治療を行うには、次の項目が大切だと考えています。
①的確な診断を行う為の知識とスキル
②治癒力阻害因子(治りにくい要因)の把握
③トリガーポイントの関連痛領域の把握
④筋膜連鎖の視点
⑤トラブル部位を確認するための触察技術
⑥シンプルで効果的な治療技術
トリガーポイントBasic講座では、特に「診断スキル」及び「シンプルで効果的な治療技術」を重視しており、講座の中で丁寧に指導致します。
《診断スキル》
効果的な治療を行うには、その原因を探す診断スキルがとても大切です。
技術を学び、磨き上げる事も大切ですが、的確な診断ができてこそ技術が生きてきます。
技術を学び、磨き上げる事も大切ですが、的確な診断ができてこそ技術が生きてきます。
《シンプルで効果的な治療技術》
トリガーポイントを治療するには様々な治療法がありますが、その中でも患者さんの身体への負担ができるだけ少なくて、治療効果が高いスキルを身に付ける必要があります。
トリガーポイント研究所では、『Sufficient(サフィシエント)法』という筋膜の連鎖を整える画期的な技術を開発致しました。
「Sufficient」とは、「必要かつ最小限」という意味で、できるだけ患者さんへの負担が少ない施術で、大きな効果を得ることを目的とした技術です。
今回の「新 トリガーポイント治療講座(ベーシック編)」では、この理論と技術を中心にご指導致します。
この考え方と技術を身につけられることで、腰痛、肩こり、関節痛などを速やかに改善に導くことが出来るようになります。
的確な診断が出来るようになりたい方、トリガーポイント治療を学びたい方の為の内容ですので、多くの方にご参加頂きたい講座です。
<内容>
【診断法】
◇問診のポイント
-問診によって、原因の70~90%を推定する事が出来ます。
-聞き方のポイント
-診断の為の問診と信頼関係を作るための問診
◇姿勢の偏り、活動の偏りから生じたアンバラスの傾向を診断する。
(身体にアンバラスが生じると、一部に過負荷がかかり、肥厚したり、硬くなったりします。その部位を見たり触診することで、偏りの傾向を診断します)
-視診のポイント
-触診の重要ポイント
【トリガーポイント治療法】
◇全身をリバランスする調整法
-上記の診断によって得られた情報を元に、全身のバランスを整える。
◇Sufficent法
-筋膜・骨膜連鎖のラインを触診し、ラインの情報を得ながら調整して行く。
-重要ポイントを筋の張力を変化させて調整して行く。
◇PIR(ポスト・アイソメトリック・リラクセーション)・等張性収縮法
-筋の反射と連鎖反応を使って、整えて行きます。
<講師>
岸本洋幸(トリガーポイント研究所講師・もみの木接骨院院長・柔道整復師)
詳細
名称 | 「新 トリガーポイント治療講座(Basic編 全6回)」 |
開催日時 |
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開催場所 |
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受講料金 |
※再受講の方は下記の受講料となります。
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定員 | 15名(催行人数6名) |
主催 | もみの木接骨院・(協力)トリガーポイント研究所 |
備考 | 動きやすい服装で来られて下さい。 |
申込先 | 参加申し込み tel:092-201-1027 |
申込締め切り | 2017年9月12日 |
コンテンツ作成・責任者:佐藤恒士(さとうつねし)
整体治療歴約25年。自力整体法、長谷川淳史先生のTMSメソッド、石川県小松市の整形外科医、加茂淳先生からトリガーポイント療法等を学び、現在は、トリガーポイント理論を多くの方に広める為にトリガーポイント研究所を設立し筋筋膜性疼痛症候群(MPS)の啓蒙活動と後進の育成に力を注いでいます。詳細はこちらを参照ください。