◇TRA(トリガーポイント反射分析)テクニックとは
TRA(TriggerPoint Reflection Analysis)は、トリガーポイントが形成される原因や、神経反射、経絡、および様々経路を含め、体の全体のエネルギーレベルを分析するための簡単で安全な評価ツールであり、ほとんどの慢性的な問題に対処できます。
痛みや不定愁訴の施術を行う際、まずその根本的な原因がどこにあるのかを見出さなければ、効果的な治療は望めません。
TRAテクニックを身につけることにより、痛みや不定愁訴の原因が、脊椎の機能障害なのか、内臓の機能障害なのか、骨膜や靱帯の問題なのか、ホルモンのアンバランスの問題なのかを推定することが可能となり、施術の効率化・適正化が図れます。
10人の患者さんがいれば10通りの原因があり、施術の手順があります。
TRAテクニックによって、筋や皮膚の反応(エネルギーレベル)から患者さんの状態を把握し、施術手順と的確な施術を決定出来るようになります。
◇講座概要
①筋反射分析:
私達は目の前に何かが飛んで来たら意識せずに目を閉じ、それを避ける為に体を避ける動きをします。痛みを感じたらそれを庇う動きをしますが、これも無意識的に行っています。
このように無意識下で行われている反応を「反射」と呼ばれていますが、体のどこかに機能障害があると、その反射システムによってどこかを緊張させたり、筋力を低下させたりして体を維持しようとしています。
そこで、筋の反射を使う事でどこに問題があるのかを見つけ出します。
②反射テクニック:
体のどこかに異常があると、体表に何らかの変化が生じることが知られています。チャップマン反射、漢方に於けるツボ・経絡、足裏反射など、古今東西さまざまな反射区が見つけ出され施術として活用されていますが、TRAテクニックではそれらの中でも臨床的に有用である反射区を用いる施術法と、内臓機能障害を回復するテクニックを中心に指導致します。
◇講師
福井強(トリガーポイント研究所講師・但馬療術院院長)
◇詳細
名 称 | TRA分析テクニックセミナー(全2回) |
開催日時 | 第1回:2015年5月8日(日)10時~16時 第2回:2015年6月6日(日)10時~16時 |
開催場所 |
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受講料金 |
<再受講の方>
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定員 | 15名(催行人数6名) |
主催協力 |
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備考 | 実技研修も行いますので、動きやすい服装で来られて下さい。 |
申込 | 参加申し込み tel:092-201-1027 |
締切 | 5月5日 |
コンテンツ作成・責任者:佐藤恒士(さとうつねし)
整体治療歴約25年。自力整体法、長谷川淳史先生のTMSメソッド、石川県小松市の整形外科医、加茂淳先生からトリガーポイント療法等を学び、現在は、トリガーポイント理論を多くの方に広める為にトリガーポイント研究所を設立し筋筋膜性疼痛症候群(MPS)の啓蒙活動と後進の育成に力を注いでいます。詳細はこちらを参照ください。