症状別治療講座開催にあたって
当研究所には毎日のように、「痛みを改善してくれる医療機関、治療院を紹介して下さい」というメールやお電話が入ります。わが国には2300万人もの慢性疼痛患者さんがおられ、その内の70%は痛みがコントロール出来ていないという調査があります。一日でも早く、少しでも楽になって頂くためには、痛み治療に関わっておられる方々に、筋筋膜性疼痛症候群の視点からの治療法、痛み治療の手順を身につけて頂きたいと考え、筋骨格系疾患の中でも困っておられる方が多い、「腰痛」「肩こり」「関節痛」に絞って、集中的に治療スキル、治療手順を身につけて頂く講座を開催する事に致しました。
受講手順・受講資格
症状別治療講座を受講される前に、トリガーポイント治療の概要を知って頂く「トリガーポイント治療 入門講座」を受講されて下さい。
「トリガーポイント治療 入門講座」を受講して頂く事が、症状別治療講座の受講資格となります。
【症状別講座の内容と日程】 | ||
講座名 | 日時 | 会場 |
第1回「慢性腰痛&肩こり」 | 5月31日(日)10時~15時 | サンピアン川崎 |
第2回「ぎっくり腰&背部痛」 | 6月28日(日)10時~15時 | サンピアン川崎 |
第3回「坐骨神経痛&臀部痛」 | 7月12日(日)10時~15時 | サンピアン川崎 |
第4回「膝痛&股関節痛」 | 8月30日(日)10時~15時 | サンピアン川崎 |
第5回「手足のしびれ&五十肩」 | 9月20日(日)10時~15時 | サンピアン川崎 |
慢性腰痛&肩こり講座の概要
筋骨格系疾患の中でも「腰痛」で困っている方は多く、男性では体の悩みのトップ、女性でも肩こりに次いで第2位です。
私達を悩ませる腰背部痛の60%~70%は、痛む所に原因がない「関連痛」である事が多く、治療家の方は痛みの原因を特定出来る理論とスキルを身に付けることが肝要です。
腰痛は日常生活や人生にも影響する重篤な疾患と思われていますが、適切な治療を行いますと短期間で改善します。
腰痛の原因の見つけ方、原因別の治療スキルをしっかり身につけて頂く為の講座です。
- 痛みや不定愁訴を起こす筋筋膜性疼痛症候群(MPS)についての理解を深める。
- 腰痛及び肩こり治療においての原因特定の理論とスキルを身につける。
- 腰痛の原因となっている部位に適した治療スキルを身につける。
◇腰痛&肩こり理論編
◇慢性腰痛改善スキル編
【全体調整法】
全身の筋の偏りやアンバランスを整えて治癒力をアップさせる調整法。
- 伸筋―屈筋バランス調整
- 寛骨調整法
【腰痛タイプ別治療法】
- 前屈みが辛い
- しゃがみ込みの後に腰が痛む
- 仰向けに寝ると腰が痛む
- 腸腰筋検査(触診、動診)
- 胸腰移行部の施術
- 腸腰筋の筋膜リリース、腸腰筋カウンターストレイン、PIR
- 後ろ反りが辛い
- 寝返りで痛む
- 仙骨~腸骨上部が痛む
- 恥骨上縁、肋骨下部バリアリリース
- 腹直筋ひだテクニック、腹直筋抓み
- 腹直筋カウンターストレイン
◇肩こり改善スキル編
<姿勢アンバランスタイプ>
アンバランスとなった姿勢を保つ為に肩が凝るタイプ
<呼吸機能不全タイプ>
呼吸相の乱れから、斜角筋-菱形筋・腸肋筋と連鎖したタイプ
受講資格
- 「トリガーポイント治療入門講座」を受講された方
- 「痛みが楽になるセミナー」を受講された方
- 「Basic講座」「Advance講座」を受講された方
定員及び催行人数
【定員】 15名(催行人数8名)
講師
一木禧廣(トリガーポイント研究所副所長、鍼灸師、Ramtha飯塚代表)
詳細
名称 | 症状別治療講座 「慢性腰痛&肩こり編」 |
開催日時 |
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開催場所 |
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受講料金 |
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定員 | 15名 |
主催 | トリガーポイント研究所 |
備考 | 動きやすい服装で来られて下さい |
申込先 | 参加申し込み tel:092-201-1027 |
申込締め切り | 2015年5月25日 |
コンテンツ作成・責任者:佐藤恒士(さとうつねし)
整体治療歴約25年。自力整体法、長谷川淳史先生のTMSメソッド、石川県小松市の整形外科医、加茂淳先生からトリガーポイント療法等を学び、現在は、トリガーポイント理論を多くの方に広める為にトリガーポイント研究所を設立し筋筋膜性疼痛症候群(MPS)の啓蒙活動と後進の育成に力を注いでいます。詳細はこちらを参照ください。