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トリガーポイント研究所

痛み・不定愁訴とモラル・ハラスメント

「セクハラ」「パワハラ」という言葉はよく耳にしますが、「モラハラ(モラル・ハラスメント)」という言葉は聞き慣れない方も多いかと思います。私もつい最近まで知らない言葉でした。モラル・ハラスメントは、家庭内という外からは見えない所で行われ、身体的な暴力は伴わない事が多いことから、「見えないDV」と呼ばれています。この加害者となるタイプの人は、外では親切でやさしく、快活に振る舞うため、被害者は周囲の理解が得にくく、八方ふさがりの状態となると言われています。

フリー百科事典wikipediaでは次のように概念を述べています。

フランスの精神科医、マリー=フランス・イルゴイエンヌが提唱した言葉。外傷等が残るため顕在化しやすい肉体的な暴力と違い、言葉や態度等によって行われる精神的な暴力は、見えづらいため長い間潜在的な物として存在していたが、イルゴイエンヌの提唱により知られるようになった[1]。イルゴイエンヌは、社会は精神的な暴力に対しては対応が甘いが、精神的な暴力は肉体的な暴力と同じ程度に、場合によっては肉体的な暴力以上に人を傷つけるもので、犯罪であると述べる[2]。

なお、日本でモラルハラスメントと言った場合はその殆どが夫婦間の、肉体的暴力を伴わない精神的DV(家庭モラルハラスメント)の意味合いで用いられることが多く、特にモラハラと略された場合にその傾向が強い

心と身体は一つですので、心理的要因はそのまま身体症状となって現れますが、このモラル・ハラスメントは精神的にダメージを与え、徐々に徐々に心身をむしばんで行きます。Q&A モラル・ハラスメントという本には、次のように書かれています。

モラル・ハラスメントという暴力を受け続けている人の多くは、気づかないうちにかなりの精神的ダメージを受けています。そうしたダメージが、多くの場合、不眠や無気力、不安やうつ状態といった心身症状を作り出します。(中略)

中には、その危険信号さえ自覚できないまま、あるいは必死で無視し続け、いきなり心身が破綻してしまうという怖い例もたくさんあります。そうなると、なかなか取り返しがつきません。眠れない、心臓がドキドキする、身体の一部がしびれる、腰や背中が思い当たる原因もなく痛む、胃腸の調子が悪いといった不調が続いたり、あるいは、気管支、膀胱、皮膚などに病状が生じたり、頭痛、吐き気、疲れやすい、息苦しい、めまい、貧血、発熱、神経性脱毛、突発性難聴、ホルモンバランスの乱れや免疫機能の低下など、実にさまざまな形で身体に不調が起こることもあります。

トリガーポイント研究所に相談に来られる方の中には、モラル・ハラスメントの被害者と思われる方がおられます。このような事が起きない社会の構築が望まれます。

コンテンツ作成・責任者:佐藤恒士(さとうつねし)


整体治療歴約25年。自力整体法、長谷川淳史先生のTMSメソッド、石川県小松市の整形外科医、加茂淳先生からトリガーポイント療法等を学び、現在は、トリガーポイント理論を多くの方に広める為にトリガーポイント研究所を設立し筋筋膜性疼痛症候群(MPS)の啓蒙活動と後進の育成に力を注いでいます。詳細はこちらを参照ください。

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