トリガーポイント研究所
HOME 研究所の目的 日本の痛み医療 痛みを起こすのは? トリガーポイントとは? トリガーポイント治療 運営者情報

腹部の筋と頭痛の関係

トリガーポイント研究所に相談に来られる方々の中には
小中学生の頃から肩こりや頭痛があったという方がおられます。

子どもさんが訴える片頭痛の20%に腹痛発作(顔面蒼白、嘔気・嘔吐)が伴う事があり、
このような症状を「腹部片頭痛」とか「腹性頭痛」と言います。
しかも大部分の方は、成人になって片頭痛を発症する事が分かっています。

私はこの腹部片頭痛は消化器や腹部の諸筋の緊張が
起こしている可能性が高いと思っています。

実際、強い偏頭痛がある場合、
筋筋膜性疼痛症候群(MPS)で考えますと
「胸鎖乳突筋」「後頸部の諸筋」「僧帽筋」などのトリガーポイントをチェックしますが
それらのトリガーポイントを緩和しても
ほとんど痛みに変化がない事があります。

このような場合、腹部の諸筋を弛めますと
頭痛がウソのように軽くなることがあります。

また、このような症状を訴える方は
頭痛だけでなく、「腰痛」「肘の痛み」「膝の痛み」など
全身性の痛みを感じておられる方が少なくありません。

これらの症状の機序を次のように考えています。

腹部の諸筋や消化器に緊張があると、
腹圧が上がるため、横隔膜が充分に働けません。
その為呼吸の際、胸郭が充分に拡大せず、
肩で呼吸するようになります。

また腹部の諸筋の緊張は
肋骨を引き下げる事とになりますので
これも胸郭の拡がりを阻害し
肩呼吸をする事になります。

肩で呼吸をすると言うことは
呼吸補助筋の斜角筋、胸鎖乳突筋、僧帽筋、肩甲挙筋など
首肩の筋を緊張させます。
特に首の後側が強く凝ります。

これらのことは辛い肩こりや頭痛をもたらします。

さらに斜角筋の緊張は、腕への神経や血流を阻害するため
肩、肘、指先の痛みやこわばりを作るようになります。

また腹部の諸筋は腰背部に関連の痛みを作りますので
腰痛や背痛を感じます。

腰背部の筋は臀部や大腿部に痛みを作りますので
やがては臀部や大腿部、股関節、膝などにも痛みが出るようになります。

このようにして、腹部の緊張が
全身性の症状となっている可能性があります。

幼少時から頭痛や肩こりがあった方や
全身性の症状でお困りの方は、
腹部のマッサージやストレッチを行ってみて下さい。

次の記事:腰痛、背痛の為のトリガーポイント・エクササイズ
前の記事:60年前に分かっていた坐骨神経痛の原因

2009年10月13日

所長の佐藤です。

セミナーを各地で行っています。研修会や勉強会にも呼んでください。

 

トリガーポイント研究所 Facebookページ
セミナー・講座

『痛みが楽になるセミナー』
『エクササイズ無料体験会』
『痛み治療のワークショップ』
申し込みはこちら…

【兵庫県神戸市】
新トリガーポイント治療講座
「Basic」
日時:2017年9月9日(土)~
会場:あすてっぷ神戸
住所:神戸市中央区橘通3丁目4番3号 ⇒詳細

【神奈川県川崎市】
メディカルヨガ 指導者養成講座
日時:2017年9月10日(日)~
会場:サンピアン川崎
住所:川崎市川崎区富士見2-5-2 ⇒詳細

【愛知県豊田市】
新トリガーポイント治療講座
 「Basic編」
日時:2017年9月16日(土)~
場所:もみの木接骨院
住所:豊田市丸山町7丁目49−6 ⇒詳細

【大阪府大阪市】
トリガーポイント&オステオパシー総合講座
日時:2017年10月1日(日)
場所:こころ鍼灸整骨院 長居院
住所:大阪市住吉区長居1丁目3-38 ⇒詳細

【埼玉県吉川市】
メディカルヨガ体験教室 
日時:2017年10月1日(日)
会場:旭地区センター
住所:吉川市 旭6番地4 ⇒詳細

会員募集
コンテンツ
所長のブログ