トリガーポイントとは?腰痛・肩こり・関節痛などの痛みの原因です。

トリガーポイント研究所

TRA「根本原因をつきとめる筋肉反射テスト法」講座 in神戸

開催日時 2024年4月21日~全3回
講師 福井強 トリガーポイント研究所講師・但馬療術院グループ代表
場所 神戸市中央区元町道2-9-1 元町プラザ 316号 「Kindo+整体」

なぜ!人間の筋肉はセンサーとなりえるのか?

生体は、体の内外からの刺激に対して反応し調整することで、生命活動を維持しています。

生体に有害刺激(物理的刺激、有害物質、腐敗物質等)が加えられたときに、生体は自らを守るために逃避反応が生じ、必ず瞬間的に全筋肉の弛緩反射が生じます。筋肉の弛緩反射がされていないと危険な状態が生じた時に、逃避するための筋肉収縮反射が起こせないからです。

この機序について茂木昭氏の著述から引用します。

①体の検査部位に触れる(刺激を与える)

②その部位が障害部位であるならば、障害部位を保護するために生体防御反応が生じ筋肉系は逃避反

 応を示す。

③次に、逃避の求心性神経インパルスが瞬時に起こり、大脳から運動神経インパルスが干渉される。

④脳は逃避反応を示します。(脳が一瞬収縮します)異常時に筋力低下、筋肉弛緩が生じる。

 一般には、新たな刺激を加えなければこの逃避反応は刺激を取り去っても約20秒前後維持します。

⑤脳から筋肉への「力を入れなさい」という指示が脳の逃避反応により干渉され筋肉にうまく伝わら

 なくなります。

施術を行う上で最も大事なのは「根本原因の追及」

どんなにすばらしい技術を習得しても、的確な診断ができなければ「宝の持ち腐れ」となってしまいます。
時間をかけてあれこれと施術をしたが結果が出なかったという経験は誰にもありますし、いろいろ検査をしてみたが、結局原因が掴めなかったという経験もあると思います。

習得した技術を活かし施術効果を上げるには、筋肉の反射システムを使って、どこに原因があり、どこが阻害しているのかを的確に突き止める方法を身につけることが必要と考えます。

そこで、この度TRA(TriggerPoint-Reflection-Analysis)の開発者である、福井強講師による、「根本原因を見つける筋肉反射テスト法」を企画しました。

「TRA」とは

TRAとはCRA(CONTACT REFLEX ANALYSIS)とAK(Applied kinesiology)の筋肉反射テストを元に開発した、トリガーポイント治療を行う上で必要な、患者さんの身体機能の評価を行う検査法です。

「TRA」はクライアントが訴える症状の根本原因を短時間で突きとめ、適切な施術が出来るようになるためのテスト法です。また、施術が適切であったのかも、確認も出来るテスト法ですので、患者さんの深い信頼を得ることが出来ます。

トリガーポイント研究所でお伝えしている施術の基本理念は、下記の図にある「分節内のリンク」です。
一つ分節内では、内臓-神経-皮膚-筋肉がリンクし、互いに影響を与え合っています。

これらの中で最も影響の大きい問題から施術して行くのが効果的であり、クライアントへの負担も少なく時間の節約にもなります。その問題を素早く検査出来るのが「TRA」です。

「TRA」は、身体の構造的、物理的、各臓器、腺、システムを分析する簡単で安全な方法で、身体の生体電気反射と筋反射を検査するテクニックです。これは身体の特定のポイントを他の身体のシステムと結びつけることにより、内部的に何が起こっているのかを調べます。

これは単なる「診断法」ではなく、分析と管理の手法です。

体のポイントに接触することによって、身体のシステムの機能を監視することができ、そして迅速かつ正確に健康問題の根本を明らかにし、修正するための回答を提供してくれるテスト方法です。

「身体は嘘をつかない。正しい方法で、正しい質問をすれば、回答へ導いてくれる」・・・と、ジョージ・グッドハートD.C.は、言っています。

CRA(CONTACT REFLEX ANALYSIS)とは

CRA(Contact Reflex Analysis)は、D.A パーソンドール(Versendaal)博士によって開発されました。身体の構造的、物理的、各臓器、腺、システム、および栄養ニーズを分析する簡単で安全な方法で、正確に健康上の問題の根本原因を特定するための手段です。
身体の生体電気反射と筋反射を検査するカイロプラクティック技術です。これは身体の特定のポイントを他の身体のシステムと結びつけることにより、内部的に何が起こっているのかを調べます。これは分析と管理の手法であり、診断の方法ではありません。体の約75の「リフレックスポイント」を接触することによって、身体のシステムの機能を監視することができ、そして迅速かつ正確に健康問題の根本を明らかにし、本格的な健康問題になる前に問題を修正するための回答を専門家に提供するテスト方法です。

AK(Applied kinesiology)とは

カイロプラクティックの数あるテクニックの中の一つで、この筋肉反射テストは1964年にジョージ・グッドハートD.C.によって発表され、未だに進化し続ける身体機能の評価・治療システムです。海外ではカイロプラクターだけでなく医師、医療従事者によって取入れられ確立された治療体系です。機能低下に起因する健康障害を改善するトータルなヘルスケア手法として注目されています。

筋肉・頭蓋・脊柱・骨盤などにチャレンジ(TL)と呼ばれる押圧を加え、指標とする筋肉の力が変化するかを確認するといった方法も用います(正常な筋肉なのに筋力が弱くなるとしたらそこに問題が…という見方です)。経絡にはそれぞれ対応する筋肉があり、その臓器や経絡の問題は対応する筋肉の弱さとなって現れてくる。これを内臓筋肉反射という。例えば、胃や胃経に何か問題があると大胸筋鎖骨部が弱くなる(そのため、AKでは大胸筋鎖骨部を胃の関連筋と呼ぶ)。このことは、筋肉の力の変化を調べることで、内臓や経絡の状態を間接的に知ることができることを意味している。なお、私達はパワーをみている訳ではありません。神経による筋肉の機能的なコントロール、つまり促進されているか抑制されているかといった視点からみているのです。

AKを開発者したグッドハート博士がカイロプラクターだったこともあって、AKは一般にカイロプラクティックの一分野、あるいは一流派と見なされています。だが、上記のようにAK(筋肉反射テスト)は指標が単純明快であると同時にカバーする範囲が広範囲に渡ることから、AKが母体となってさまざまな療法が生み出されています。あるものはAKをより簡略化し洗練させ(「O-リング・テスト」、「タッチ・フォー・ヘルス(TFH)」など)、あるものは心理学の分野(感情ストレスに焦点を当てた「スリー・イン・ワン(3in1)」など)、あるものは教育学の分野(教育現場で使われています「教育キネシオロジー(EduK)」、「ブレインジム」など)、またあるものはオカルティックな分野とリンクするなど、現在ではキネシオロジーは、カイロプラクティックの枠組みを超えて、「キネシオロジー」という別の大きな体系を形成しています。

スケジュール(全3回)

2024年4月21日(日曜日) 10:00~16:00  (昼休憩60分あり)

    5月19日(日曜日) 10:00~16:00  (昼休憩60分あり)

    6月16日(日曜日) 10:00~16:00  (昼休憩60分あり)

受講料

<新規受講の方>

  • 一般の方 一括:40,000円  (分納:15,000円×3回=45,000円)
  • トリガーポイント研究所会員 一括:30,000円 (分納:11,000円×3回=33,000円)
    再受講の場合        一括:20,000円 (分納:8,000円×3回=24,000円)

    ※原則として欠席、キャンセルの場合の返金は致しませんのでご了承下さいますようお願い致します。

お申し込み

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