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トリガーポイント研究所

十一月五日「庶民の錯覚」

世の中の多くの人は、学校・役所・会社・劇団など、さまざまなグループに属している。そして、その人が所属しているグループの人には、共通する独特の言葉・習慣・考え方・趣味などあるようだ。

そんなところから、われわれは、そのグループに属する人は皆同じような考えや感情を持つものと想いがちである。
ところが、中には、同じグループの仲間とは全く違う行動や思考をする人が、しばしば存在することも確かである。

そうした先入観で、気易く話しかけたりすると、思わぬ返事が返って来ることがあり、戸惑うことがある。ましてや、外国人との接触では、言葉・風俗・習慣が大きく違うことから、どう話しかけて良いやらまことに難しい。

近頃、グローバル化ということが言われ、グローバル化すると何でも良い方に、幸せになるかの如き感じがするが、果たして良いことばかりだろうか。

そんな心配をしていたら、前に進むことはできない。老人は、そんな杞憂をしているから時代後れになってしまうと、若者から尻を叩かれることになる。

考えてみたら、日本人は阿倍仲麻呂(あべのなかまろ)を初め、昔から多くの人が、命がけで玄界灘を渡り中国文化を摂取しに出かけたではないか。

今更、若者と一緒には付いて行けないにしても、彼らの荷物にだけはならないようにと思うこの頃である。

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