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九月二十七日 「ぞうきんとハンカチ」

今日の毎日新聞の投書欄に「嘉麻市」の中年の女性の『ぞうきんという詩に教わり』と題する次のような投書が掲載されていた。人生の生き方について教えられる思いがしたので書き留めて置くことにする。

先日、図書館で河野進さんの「ぞうきん」という詩を見つけた。「こまった時に思い出され 用がすめば すぐ忘れられる ぞうきん 台所のすみに小さくなり むくいを知らず 朝も夜もよろこんで仕える ぞうきんになりたい」

若い頃、私は産休・育休の代替保育士で園を転々として働き、仕事や子供たちに慣れた頃に辞めなければならなかった。そんな時、いつも自分は使い捨てのぞうきんのようだと惨めな気持ちになった。もしあの先生が辞めたなら私は辞めなくてもいいのにとか、正社員として働けない自分を卑下して世の中を妬んだり、恨んだりした。

あれから年月がたち、今、運命的にこの詩に出会ったような気がする。「まっ黒い ぞうきんで 顔はふけない まっ白い ハンカチで 足はふけない 用途がちがうだけ 使命のとおとさに変わりがない ハンカチよたかぶるな ぞうきんよ ひがむな」。別のこの詩もぞうきんの使命と存在を教えてくれた。

そういえば、昔、麻生産業の労働部勤めをしていたとき、熊谷常務が「部長・課長・課員というけれど、階級ではない職種だよ。俺には、百津君のように、早く見事な賃金統計表など作れないし、君のように分かり易く抜目の無い就業規則は作れない。人にはそれぞれ特技があり、それを十二分に活かすことだよ・・・」と諭されたことがあったっけ。