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四月四日 「ブラジル刑務所の自転車こぎ」

今朝の毎日新聞にはブラジルの刑務所のユニークな刑罰について次のような記事があった。

治安改善が大きな課題のブラジルの刑務所で、蓄電池につなげた自転車をこいで発電し社会貢献することで、受刑者の刑期を短縮する制度が導入されている。電力は街灯に利用され、「夜道が明るくなった」と住民の評判も上々。八ヵ月減刑された受刑者もおり、希望者が殺到している。

裁判官が発案し、南東部ミナスジェライス州の刑務所で四年前に始まった。五台の自転車を交代でこいで発電に一年間参加すると刑期が四ヵ月短縮される。肥満や運動不足解消の効果もあり、「二〇日間で四%もやせた」と受刑者の家族から感謝の手紙が届いたこともあったという。

市民団体から「残酷だ」という批判もあるが、刑務所側は「参加は希望者のみで健康管理にも注意を払っている」と反論する。評判は海外にも伝わり、チリでも同様の制度が導入された。

これを見るまで、こんなシステムがあるなどちっとも知らなかった。ひと頃はめざましい経済発展で、新興国の優等生とも言われていたブラジルだが、あれはオリンピック誘致などによるインフラ投資による一時的なもので、一般庶民の生活は苦しく、最近では治安も悪化していると伝えられている。そうしたことから考えると、犯罪者の多発で刑務所の収容能力では追いつかなくなり、こうした方法が登場したのではと想われる。それにしても軽犯罪者の社会復帰への対策としては名案ではないか。
あとは、この措置を受けた者が再び犯罪を犯すことのないよう就職支援が行なわれることが望まれる。いずれにしても、この措置による早期釈放者の今後の追跡調査のデータが見たいものである。