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五、事務用品・文房具など(⑥ 接着用具)

⑥ 接着用具

小学校一年生の時だったか、手工の時間に、画用紙で賽子(さいころ)を作らされた。六面体の正方形になるように、縦四枡、横三枡の十字架に糊代(のりしろ)の部分を加えた形に画用紙を切る。次に連続した枡の境目を折り、六面体にする。最後に糊代の部分に糊をつけて、接着するのだが、当時は今のような市販の糊など無く、たいていは弁当のご飯粒を押しつぶして糊の代わりにしていた。

(註)糊代(のりしろ)1紙を貼り合わせる時、糊をつけるための部分。

固い画用紙はご飯粒ではなかなかくっつかず、ことに不器用な私などがすると、やっとついたかと思った途端、カパッと離れ泣き出したくなったことがしばしばあった。家庭でも晩秋の気配が漂い始めると、毎年障子(ショウジ)の張り替えをしたものだが、メリケン粉を溶いて糊を作り、刷毛で障子の桟に塗布し、障子紙がたるまないように、左右にピンと引っ張り、張り付けたものだが、子供にはなかなか難しい作業であった。私などは、もっぱら古い障子紙を破り剥がす加勢をしていた。

張り替えた新しい障子に、秋の陽が差し、縁先の吊るし柿の影がくっきり映る光景は、障子の少なくなった最近の家屋では、あまり見られなくなったが、あれも忘れ難い昭和の風景の一齣である。

今日では市販の糊でも、口紅型の容器に入ったもの、チューブ入りのものなどいろいろある。その他の接着剤にも、セロテープやガムテープ、さらにはセメダインなど、板やゴムのようなものまでくっつけることの出来る強力なものまであり、どの接着剤が適切なのか、選択に迷う有り様で、これでは世の中便利になったというのだろうかと、首を傾げたくもなる。

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