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「戦後七十年談話の有識者懇談会」

今年は戦後七十年の節目の年に当たり、安倍総理は終戦記念日の八月十五日に戦後レジームを脱却し未来志向の談話を発表するとか取り沙汰されている。

戦後レジームの脱却といっても、あまりにも漠然としていて何を考えているのかわからない。戦後導入された政治体制といえば、国の象徴としての天皇制、戦争放棄の平和憲法、日米安保条約、選挙による民主主義などが挙げられるが、その中のどれを変えようと言うのだろう。上記のどれ一つ取り上げてみても、今変えなければならないものはないように思われるがどうだろう。

安倍総理のかねての言動から推測すると、戦争放棄のような世界にも稀な平和憲法は、紛争絶え間ない国際社会では夢物語で、すぐにでも改正したいと考えているのではと思われる。

私と同様な危虞を感じている人も少なからずいて、その辺りから総理談話が周辺諸国を刺激するのではという不安の声が出ているのではないか。
総理周辺では、そうした不安を打ち消すために「戦後七十年談話」について検討するための有識者懇談会を設置することにしたようで、今朝の新聞にはそのメンバー十六人の氏名が公表されている。
これを見て呆れ果てたのは私一人ではないと思うがどうだろう。

一国の総理が話すのに、何を話すべきか有識者を集めて教えてもらうなんて、本人はどう考えているか知らないが、これほど無見識な人を総理に戴いている国民の一人として、こんなに恥ずかしいことはない。まるで幼稚園児が卒園式の挨拶を先生に教えて貰うようなものではないか。このニュースは日本国内はもとより、全世界に知れ渡り、物笑いの種になっているに違いない。

菅官房長官のような知恵者がいるのに、どうしてこんなことをしてしまったのだろう。不思議でならない。

また、中国や韓国など近隣諸国を刺激するような言葉を避けるためとしても、有識者懇談会の作品では総理の言葉として受け取ってもらう事はできず、総理の真意は別のところにあると勘ぐられるのがオチである。

(平成二十七年二月十九日)