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「老人今昔」

昨日のテレビで昭和初期の映像を見て、そこに映し出されている人物が、どの人もかなり老けているのに気がついた。
 
そういえば、もう二十年ばかり前の麻生のOB会で、麻生太郎さんが「入社したときには、労働部長の熊谷さんなどずいぶん年配に見えたものだが、自分がその年になってみると、当時の熊谷さんにはとても及ばない。昔の人は人間が出来ていた。」と話しておられたことが思い出された。
 
私は六十五歳で引退、年金生活に入ったが、今の六十五歳といえば多くの人がまだ仕事をし、休日には仲間同士誘い合わせてゴルフを楽しむなど、まことに若々しい。
 
平均寿命が伸びると共に、身も心も若々しくなってきているのだろう。少子高齢化と言われるわが国では、まことに頼もしく喜ばしいかぎりである。
 
しかし、何事にも表があれば裏がある。近頃は六十五歳を越える老人が、電車内の猥褻行為で捕まったり、三角関係の縺れから、伴侶(つれあい)を殺害するなどの事件でニュースになることがしばしばある。
 
孔子様は「四十にして惑わず」と言われたそうだが、とてもじゃない。四十といえば、女性でも昔は更年期と言われ中性へ移行する年頃であったが、今ではアラフォーとか言われて煩悩のまっただ中。男の中にはニート留年で親の脛かじりがいる有り様である。
 
この頃では、国の財政難から公的年金の支給開始年齢の引き上げが問題となり、それにつれて企業の定年延長も論議されているとか。
 
年金制度維持の為には必要なことであろうが、勇ましい年寄りの元気の捌け口のためにも、老人の職場開拓に政府も力を注ぐべきものと思われる。
 
こんなことを言うと、就職氷河期からやっと抜け出せそうな若者達から苦情が出ることかも知れないが、そこは労働行政の専門家の腕の見せ所、大いに智恵を絞ってもらいたい。
 
こんなことを書いていると「年寄りの冷や水はいい加減にして、さっさと冥土へ行けよ」と言われそうだ。
自分自身も早く心停止してもらいたいと思っているが、なかなか思い通りにならず困惑している。地獄の受け入れ係の閻魔帳に私の名前は脱落してないだろうな。気になってきたがどうしようもない。
 
(平成二十五年八月二十日)