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七、違反(イハン)

道路交通違反など法律や規則に定められたことと違う行為をすることを違反といい、正常なときと違う感じがするとき違和感がするという。違はそもそも何を表わしたものだろう。

字統では違(イ=めぐる・たがう)は、辷+韋(イ)の形声文字。韋は城邑の周囲を巡回すること。「説文解字」に「離るるなり」とは、韋に「相背くなり」とする訓を受けるものであるが、城を巡回するのに、上下その 5方向を異にするので、違戻(イレイ=道理や規則の違いもとる)の義が生まれたという。

因みに圍(常用漢字は囲)は、口+韋(イ)の形声文字。城郭の形はすでに韋の字形に含まれているが、その外にさらに口を加えて包囲の意を示したものである。防衛のときには衛といい、衛は口の四方に止(足)を加えた形がその初文である。

ところで偉大(イダイ=優れて大きなこと)の偉は、すぐれることを意味するようであるが、どうしてだろう。

韋は城郭の周囲を巡回する形を示しているが、そのような城郭に護られた街は一国の王が住むような立派な都邑(トユウ=繁華な街)であ。たに違いない。そこから優れたの意が生じ、偉は人より抜け出た優れた人が原義で、偉丈夫・偉業・偉観など、ひろく優れた意味に用いられるようになったものと思われる。

また緯度の緯(イ=横糸)は、糸+韋(イ)の形声文字、韋は城郭の上下を左右に巡ることで、その左行右行を織物に移して横糸を緯という。縦糸は経(正字は經)。
経(縦糸)をたどつて緯(横糸)を加えるので、ことの過程・経過を経緯(ケイイ)という。

反(ハンーヘン=かえす・そむく)は、厂+又の会意文字。厂は圧(がけ)の形。又は手の形。字統によれば、厂は崖下の聖所で、これに手をかけて、攀援(ハンエン=ものにすがってよじ上る)する形で、それは甚だしく不敬な行為であり、反逆を意味するものとされたという。

また「頌鼎」に「瑾璋(キンショウ)を反入(ヘンノウ)す」とあり、前命のときに拝受した瑾璋(玉の礼器)を返納する儀礼をいう。それで返命を反命という。正反相対する語として用いられ、「孟子」に、「自ら反して縮(直)ければ、千万人と雖(いへど)も吾往かん」と言う語がある。自反とは、反省というに同じとも説明している。

これを見ると違反とは、もともと不遜な行為をいう語であったことと思われる。

取り締まりを強化しても、なかなか跡を絶たない飲酒運転による交通違反は、まさに人命無視の違反行為の最たるものと言わねばならない。

2017年7月16日

所長の佐藤です。

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