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四月十四日 「心の白い人」

昨日の毎日新聞には「心の自い人」と題する中村秀明論説委員の次のようなコラムがあった。近頃の新聞には、目を背けたくなるような暗く忌まわしい記事が多い中、珍しく心温まる話題で、書き留めることにする。

「お・も・て・な・し」の滝川クリステルさんの話を思い出した。三年前の国際オリンピック委員会総会での招致演説である。

五輪開催地としての魅力について、「東京ではお金をなくしても戻ってきます。。実際に昨年、現金三〇〇〇万ドル以上が落とし物として届けられました」と訴えた。

その通りの話が七日朝刊の東京都内版に載った。
奨学金を受けて新聞販売所で働きながら、学校に通う新聞奨学生のミュジャさん(二一)エンジニアになる夢を描いて、この春ミャンマーから来日した。

研修を終え、勤務先の販売所に着いた後、約七万円が入った封筒がないことに気がついた。当面の生活費で、ミュジャさんの全財産だった。国で農業をする父が、田んぼを半分売って工面してくれたのだという。
「父に申し訳ない。家族の幸せのため、大事な田んぼを売ってくれたのに」

パニックになっていたところ、だれかが封筒を拾い、地下鉄の駅に届けていたと分かった。その人は駅員に名も告げず、謝礼を受け取る権利も放棄すると伝えていたという。記事は、ミーゾヤさんの感謝を伝えていた。

警視庁の統計によれば、滝川さんが語った額は二〇一二年の二九億八千万円だ。あの演説後、「拾いました」と警察に届けられる額は年々増えている。昨年は三四億二千万円にのぼった。一方で「なくしました」との届け出は約八四億円から約八〇億円に減っている。
必ず戻るわけではないが、正直な人、親切な人が増え、なくした現金が戻る確率は高くなったと言える。

拾った人について、ミュジャさんが語った言葉が印象的だ。
「とても『心の白い』人。他人の心を理解できる、優しい人だと思う。私もあなたを手本にして精いっぱい生きていきたい」

人の善い行ないを手本にする、そんな気持ちに改めて気づかされた。                ‘t
しかし、彼はその後に戸惑っている。記事を読んだ何人かからお金が届き、「私は何もしていないのに・・・どうすればいいのか」と混乱しているという。テレビ局の取材申し込みには、「所長さん、これも仕事なのですか?」と言い、断った。

彼の心を理解すれば、多くのミュジャさんがいることを知って、そこに目を向けることが大切なのだろう。
いい話を消費するのではなく、生む側に立たなくてはと思った。

2016年6月28日

所長の佐藤です。

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