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「インドネシア新幹線問題」

日本と中国が受注を競ってきたインドネシア・ジャワ島の高速鉄道計画は、インドネシア政府が中国案を採用する方針を日本政府に伝え、一応の決着を見た。今朝の毎日新聞は、この問題を取り上げ、次のように解説している。

海外輸出の実績作りのためになりふり構わぬ売り込みを貫いた中国と、インフラ整備で外資に依存せざるを得ないインドネシア側の事情が一致し、日本の新幹線案は撤退を余儀なくされた形だ。ただ中国案にも課題は山積し、予定通りに実現するかは不透明だ。「ルートも駅の位置も全部同じで、違うのは金額の見積もりだけ。これは明らかに先行する日本側のコピーだ。」中国が八月に提出した案を見たインドネシア運輸省の幹部は、毎日新聞の取材にこう証言した。

日本、インドネシア両政府は数年前から協力してジャカルタ~バンドン間(直線で約120キロ)での高速鉄道導入に向け、需要予測や地質調査等綿密な調査を実施していた。ところがこの幹部によると調査結果が「親中派」の関係者を通じて中国側に流出したと言う。実際、三月に中国が突然参入を表明してから、提案書提出までわずか五ヶ月。中国側が詳細なボーリング調査などを実施した形跡もない。

中国が全力を注いだのは資金面での支援だ。数千億円の事業費の大半を融資し「インドネシア政府の財政支出や債務保証なしで建設できる」との姿勢で最後までインドネシア側の要求を飲み続けた。日本は採算などを考慮して最後の一線でインドネシアに譲歩しなかったため、明暗が分かれた。

インドネシアは急速な経済成長にインフラ整備が追いつかず、各地で道路や鉄道、港湾、発電所などの建設が急務。政府の手持ち資金も乏しいため、豊富な「中国マネー」を積極的に利用する方針をとっている。ジョコ大統領は昨年十一月訪中直後、中国の急速な経済発展を讃えた上で「お金や投資がどこから来るかは問題ではない。都市や地域を結ばねばならない」と発言。中国側も発電所や鉄道などに投資を広げ、緊密な関係を築いている。

ただ、高速鉄道の導入を巡っては「在来線や高速道路で十分」との不要論も根強く、インドネシアの政権内部でも意見が割れている。中国の国有企業と組んで計画を推し進めようとしていたリニ国営企業相に対し、他の主要閣僚が重い財政負担を理由に計画そのものに難色を示し、九月三日の時点では、一旦「日中双方の案を却下する」と発表した。

しかし、リニ国営企業相は同月中旬に訪中して追加の資金援助を引き出すなど執念を見せ、最終的にジョコ大統領も中国案で同意した模様だ。

中国案では「2018年までに完成できる」としている。高速鉄道輸出を加速させたい中国にとっても、今後はこの公約を守れるかが焦点になりそうだ。中でも大きな課題は線路用地の取得だ。インドネシアでは1998年の民主化以降、人々の権利意識が高まり、各地でインフラや公共用地の取得が難航している。ジョコ大統領は政府がインフラ用地の取得で全面協力していく姿勢を示しているが、一旦こじれると問題解決に時間がかかるのが実態だ。

また中国案ではインドネシア政府の財政負担を求めない反面、融資の金利が高く設定されているとみられ、一旦計画にトラブルが生じると資金繰りが急速に悪化する危険性がある。「形だけ着工にこぎつけても、資金不足で完成の目処が立たない可能性がある」(日本外交関係者)との厳しい見方もあり、今後も曲折が予想されそうだ。

これを読んで巡らした妄想を書き留める。

① 中国の新幹線と言えば、あれはいつのことだったか、追突事故で脱線した車両を、皆の目から隠蔽する意図でか、付近の土を被せていた映像が思い出される。その中国が新幹線を輸出の目玉とするとは、技術の進歩にまず驚かされた。

② あの映像はインドネシア人も見たことと思われるが、どうしてだろう。そんなマイナスイメージを打ち消すほどの資金援助を中国が提示したと言うことだろうか。それとも中国流の裏金が撒かれたのだろうか。それは闇の中のことで知る由もない。

用地買収がスムーズに行くかと疑問視しているようだが、そこは中国マネーをちらつかせてとりあえず治めることになるのではなかろうか。

③ 工事が予定通り無事完成しても、インドネシアには莫大な債務返済が待ち受けている。返済不能で国そのものを中国に差し出さなければならない時代が来ないと断言できるかどうか。インドネシア政府は考えたことがあるのかどうか。

④ 最近の中国の動きを見ていると、何が何でも東世界の王者に君臨して、アメリカと対等の地位に就くことに全力を傾注しているように見えてならない。
「全ては力」を信奉する習近平個人の性格によるものか、あるいはトップを走り続けていなければ、国家主席の地位を確保できない事情があるのだろうか。

(平成二十七年十月一日)

2016年2月8日

所長の佐藤です。

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