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「鬼怒川の氾濫」

今年の異常気象の被害は、東日本に集中しているようで、営々辛苦して手に入れた我が家を根こそぎ流された方たちの嘆きは察するに余りある。連日報道されている鬼怒川氾濫の有様は目を掩う痛ましさである。これを見ていると鬼怒川と言う名がひとしお、おどろおどろしく感じられる。

今朝の毎日新聞の「余録」には私の知らない鬼怒川の歴史について次のように解説している。

栃木県の鬼怒川温泉の巨石のある景観は江戸時代の台風で生まれたという。1723年(享保8年) 9月8日の台風により、40年前の地震でできた鬼怒川上流の堰き止め湖が決壊、土石も流れ出て、下流は大洪水に見舞われたのだ。

利根川支流の鬼怒川古くは「毛野川」「絹川」「衣川」「貴奴川」と呼ばれた。「鬼怒川」は、新しい当て字というが、気象庁の予報官だった村曜(にょうむら・よう)さんは先の洪水のすさまじさを物語るのではないかと推測している。(以下省略)

日本の地名には、その地の歴史を物語るものが少なくないと耳にしたことがある。
たとえば、琵琶湖のある近江は淡水湖を意味する「あはうみ」が元の名称であり、これに対して、遠江(とおとうみ)は、都より遠い「おうみ」を意味する「とおつおうみ」が元の名である。

また古来銀山で有名な兵庫県の生野は、銀採掘で発生する鉱毒で農作物が何もできないことから、古くは「死野」と呼ばれていたが、縁起が悪いから「生野」と変えたと聞いている。

平地の少ない日本列島は昔から湿地の埋め立てや沿岸部の干拓が行われてきたが、時間の経過とともに原風景は忘れられてしまったところが多い。しかし地名はそのまま残り、内陸部に今も「沼」「浦」「州」「津」などを含む地名がある。こうした所は、かつての湿地や湖水または海面であったのではないかと推測される。

私が住む筑豊地区にも、貝島炭鉱跡地の大浦(おおのうら)や井出浦(いでがうら)、川津(かわづ)などと言う地名がある。これを見ると、長年にわたり遠賀川が運んできた土砂の堆積によって埋められたもので、昔は入江であったのではと思われる。

最近では市町村合併等で、新しい地名が作られ、昔の地形を伝える地名が次々と失われていくようだ。
単なる懐古趣味で惜しまれるだけでなく、地盤の柔らかいところとも知らずに、マイホームを建てて後悔することとなっては、気の毒ではないか。

(平成二十七年九月十一日)

2016年1月29日

所長の佐藤です。

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