トリガーポイント研究所
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「心遣い」

昨日、知人の車で製本テープなどを文具店に購め(もとめ)に行った。おかげで久しぶりに見る新緑の光まばゆい町の景色に、快適なドライブを楽しませてもらった。
その帰り道で、小学校の遠足の行列に阻まれることとなった。
 
見ると、新一年生を迎えての歓迎遠足のようで、久しぶりに目にする学童の姿は、微笑ましくもこころ和む風景である。
黄色い旗を手に生徒を引率しているのが、それぞれのクラスの担任であろうが、生徒の中には大柄の子どももいて、旗を持っていなければ生徒と区別のつかない若い先生もいる。
一クラス通り過ぎたら次のクラスは停止して車に道を譲るものと思っていたが、どうもその気配はない。われわれと同じように脇道に入る車が増えて何台も渋滞しているが、旗を手にする先生たちは、待たせている車には全然関心はないようで、生徒を通らせることに専念している。私は急ぎの用事があるわけでもないから良いが、中には急用を抱えている車もあるのではと思われる。
 
この春、先生になったばかりの人は、生徒の安全を確保することで手一杯というのは仕方がない。しかし、何人も通り過ぎていく先生たちの中に、一人ぐらいは、待たせている車への会釈一つはしてもいいのではと思ったが、残念ながら一人もいない。歩行者優先とは言われているが、全校生徒が通過し終えるまでというのは非常識ではないか。生徒は、これがまともな交通マナーと心得るのではと気になった。しかし、これも年寄りの冷や水かと思い直してみたりもした。
 
そういえば、私が日常使用する狭い田舎道では、車と出会うと、道路際の草むらの中にまで身を避けなければならないところが少なくない。私のように両手に杖の老体では、おいそれと避けることなど出来ないから、車の姿が見えたらずいぶん手前で待機することにしている。その折、すれ違う車の対応はいろいろある。宅配便の車などは、スピードを落とし、手を挙げるなど必ず会釈していくものだが、中には傍若無人に走りすぎて行くものも少なくない。
 
私の見るところでは、そのような対応をするのは、若いドライバー、それも女性が多いようである。それに腹を立てても不愉快な思いが残るだけだから、そんなドライバーはまだ初心者で、安全運転で手一杯なのだろうと思うことにしている。
 
(平成二十五年四月二十七日)
 

2013年8月2日

所長の佐藤です。

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